輩先生を落とせ！！

8、モヤモヤの正体 ページ10

続けて宇髄side



職員室で先程のことを思い出しては、モヤつく、を繰り返していた。


宇「なぁ、煉獄よォ」

煉｢む、どうした宇髄！珍しく暗い顔をしているじゃないか！｣

宇「別に暗くねぇ。あのよ、少し聞きてぇことがあるんだが」

煉獄はたまにズレているが、聞かないよりかはスッキリするかもしれない。

煉「友の悩みならば聞こう！どうしたんだ？」

宇「……ぁー、まあダチの話なんだがな。自分に好きだの言ってひっつき回ってくる女が、他の男のことを楽しそうに話してんの見て、なんつーかこう、モヤッとしたんだと」

煉「ふむ…。宇髄、それは本当に君の友人の話か？」

宇「…そうだっつってんだろ」

煉「なるほど…ならばこう伝えると良いだろう。応援する！とな！」

宇「応援〜？そりゃ一体なんの応援だ？」

意味がわからない、という意思表示に首を傾げた。

煉「……君は意外と鈍感なんだな！」

宇「うるせぇ、喧嘩売ってんのか」

俺は別に鈍感じゃない。

煉「まあとにかく、俺から言えることはそれだけだ！では、俺は次に授業が入っているから失礼する！」

宇「は？おい！まだ話は…」

煉獄の野郎、そそくさと教室に行っちまいやがった。


結局、モヤモヤのことは分からずじまいだった。









＿＿＿＿＿

さてさて話が進んでいきますよ( ¯﹀¯ )

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