4、さよならとまた明日 ページ6
チャイムの音が聞こえて、ハッとして伏せていた顔を上げる。
どうやら机に突っ伏してモヤモヤとしている間に授業が終わっていたみたいだ。
『はぁー…帰ろ』
リュックを持って教室を出て、私はいつものように美術室へと向かった。
『(輩先生いるかな?)』
ひょこっと美術室を覗くと、輩先生が見えた。
『(あ、いる!) 先s…』
声をかけようとしたとき、言葉が詰まった。
他の女子生徒がいる…いつもはいないのに。
なんかすごい楽しそうに話してるし、輩先生も笑ってる。
いつも私と話すときは、楽しそうな時もそりゃあるけど、だいたいは「また来たのかコイツ」って顔されて告白もアピールも流されるだけ…。
やっぱり、今日はもう帰ろう。
私はこの日初めて、輩先生にさよならとまた明日を言わずに帰路についた。
宇「(アイツ…今日は来なかったな)」
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どんどん更新していきますっ!!!(`・ω・´)
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もち - おしてだめなら ひいてみろ? これか (2019年12月18日 7時) (レス) id: 0050a4580a (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - ピノ助さん» キュンキュンして貰えたなら良かったです!!こちらこそ閲覧ありがとうございますっ! (2019年11月28日 0時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助 - とってもきゅんきゅんでした!面白かったです!素敵な作品ありがとうございます! (2019年11月22日 1時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。原作者様にも失礼な行為に当たります。ルールというものをちゃんとご確認下さい (2019年10月27日 15時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年10月27日 15時