26、弱い ページ28
Aside
『…あ、先生…』
涙を拭き終わった頃、二人分のカップを持った先生が丁度部屋から出てきた。
そしてこちらを見るなり、困った顔で軽く笑った。
宇「おいおい、また泣いてたのか?目ェ腫れんぞ。ん、ココア」
『あ、ありがとうございます』
いいくらいに温まったココアをコクリと飲む。
そして前に座った輩先生が、今度は真剣な顔でこちらも見た。
宇「……まあまずは…悪かった。あの時、迷惑だなんて言って」
『…え!?せ、先生は謝ることなんてないです!私が先生の迷惑も考えずにひっつき回ってたのが悪いんだし…』
『私の方こそごめんなさい。…さっき、また私は先生に迷惑を……』
自分で言っててまた泣きそうになる。これ以上もう嫌われたくないのに…。ジワッと目尻に涙が溜まるのがわかった。ほんとに弱いな、私…。
宇「……」
すると次の瞬間、何故か私はまた先生に抱きしめられていた。
_____
終わりそうな予感…!!
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もち - おしてだめなら ひいてみろ? これか (2019年12月18日 7時) (レス) id: 0050a4580a (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - ピノ助さん» キュンキュンして貰えたなら良かったです!!こちらこそ閲覧ありがとうございますっ! (2019年11月28日 0時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ助 - とってもきゅんきゅんでした!面白かったです!素敵な作品ありがとうございます! (2019年11月22日 1時) (レス) id: adff839c97 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。原作者様にも失礼な行為に当たります。ルールというものをちゃんとご確認下さい (2019年10月27日 15時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年10月27日 15時