#冷静 ページ7
無我夢中だった。走って走って走った。
何処にあるのか定かではない目的地へ。君のもとへ。
「はぁ……はぁ……は、」
息が切れて、呼吸すら覚束ない。
でも、そんなものはどうでもいい。
目の前に広がるのが、見覚えのある純白の景色だったから。
「……はぁ、やっ、と……着いた」
僕は再び走り出す。
*****
今回は前回とは違い、躊躇いなんてなかった。
君に会いたい。その一心だけで。
君は、眠っていた。怖いくらい静かに。三年前と、何も変わらずに。
しかしそんな様子は、周囲のドタバタと騒めきで掻き消される。
少し、青ざめた?
近くにあった丸椅子に腰を下ろしていた僕は、騒々しい医療現場には似合わないような、冷静な感想を抱いていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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嘘/ライ(プロフ) - HKR19960226さん» ありがとうございます……!これからも、皆様に喜んで貰えるような作品を作れるよう努めていきます。 (2018年11月24日 18時) (レス) id: f13e7dfc49 (このIDを非表示/違反報告)
HKR19960226(プロフ) - 涙が止まらないです…素敵な作品でした。 (2018年11月11日 4時) (レス) id: 9c78cc556f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘘/ライ | 作成日時:2018年9月20日 20時