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A「うー…」
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カーテンの隙間から差し込む朝日に顔を照らされ目が覚める。
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ㅤ樹「おはよ、何飲む？紅茶？コーヒー？」
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A「んー…紅茶。」
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樹はもう既に起きていた。私は寝惚け眼を擦りながらスマホの確認をする。
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今日のスケジュールは、陣さんLIKIYAさんと打ち合わせ…と。
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ん？なんか忘れてるような…
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あれ、ライン…ん？
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樹「どうした？」
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机の上に紅茶を置きながら樹が首を傾げる。
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A「いやー、昨日夜中誰かからライン来た気したんだけど…んん〜夢かな？」
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樹「何寝ぼけてんだよ(笑)」
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しっかりしろ、なんて樹に頭こつかれる。
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A「やだ寝ぼけてたのかぁ…まあ今日も頑張ってくるよ。」
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樹「おー待ってるよ。」
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そう言いながらも樹はラインを打つのに夢中だ。
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A「も〜行ってらっしゃいしてよ〜」
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樹「はいはいいってらっしゃい。」
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樹はすぐに携帯から視線を離すと私の頭をわしゃわしゃと撫でた。
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チョロいので許す。
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A「じゃ、行ってきます〜！」
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そう言うと私は陣さんとLIKIYAさんとの打ち合わせ場所である事務所へと向かうべく足を進める。
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打ち合わせ終了。
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陣「はぁーッやっと終わったあ〜」
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LIKIYA「あとは個々で詰めればオッケーだな。」
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A「お疲れ様でした…本当ライブの構成とか熱心に考えて頂けて助かります。」
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陣「そりゃそうよ最高のライブにしたいもんなぁ、…あ。」
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A「ん？」
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すると急に陣さんが私に向き直る。
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陣「A、この後って何か———」
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「A、」
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部屋の扉が開き声の方へと顔をやるとそこには、
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A「あ、健太さん！」
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満面の笑みで扉の前に立つ健太さんの姿があった。
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さやか - 更新して下さい(。´Д⊂) (1月28日 23時) (
レス) @page17 id: 23096ae885 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて一気読みしてさしまいました！更新楽しみにしてます！ (1月26日 11時) (レス) @page17 id: f59d36b33c (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - 続き楽しみにしてます (7月16日 18時) (レス) @page15 id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - 続き楽しみにしてました更新してくれてありがとうございます嬉しいです (2023年3月19日 16時) (レス) @page15 id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 更新楽しみにしてました！無理せず頑張ってください！ (2023年3月17日 21時) (レス) @page15 id: b7702e35c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えそそ | 作成日時：2022年10月28日 16時
