THE RAMPAGEの本質 2

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陣「え、それいっちゃんの妹ちゃうん？」
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A「え？！」
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陣「スラっとした感じの子やろ？こないだいっちゃんが近々妹が東京に遊び来る言うてたからそれが今日だったんやない？」
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A「えっ、えっ、うそ！やだ恥ずかしい！」
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確かにあの女の人が樹くんの身内ならば樹くんが親しそうに話してたのもあの笑顔も納得がいく。
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言われてみれば樹くんに雰囲気が似てたような…
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てかそうだったら本当何私バカな勘違いしてんだろ！本当恥ずかしい！拓磨くんと龍くんに謝らなきゃ！
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A「もう本当に年甲斐もなくヤキモチなんて妬いてほんっと恥ずかしいですね私？！(自暴自棄)あーもう拓磨くんと龍くんに悪いことした…」
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陣「たっくんと龍と一緒いたん？」
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A「そうなんです…打ち合わせ終わり珍しく二人がどうしても行きたい店があるからって誘われたところに樹が…」
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陣「…成程な。」
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一瞬陣さんの声色が変わったような気がした。
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A「？ どうかしました？」
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すると陣さんは普段通りの顔を此方に向けた。
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陣「ん？どした？」
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A「いえ！何でも…、あの陣さん、今日は本当にありが」
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樹「A！！！！！！！」
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ㅤA・陣「うわ！！！！！！！」
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急に後ろから樹に名前を呼ばれ飛び上がる私。何故か陣さんも飛び上がってた。
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走ってきたのか樹は肩で息をしていた。
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そして私の傍に居る陣さんを見て何処かほっとしているように見えた。
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陣「いっちゃん！こいつ大変やってん、あともう少し俺が通りかかるの遅かったら車に轢かれそうなってたんやで？！」
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樹「マジっすか？！すいません陣さん危ないところを…」
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A「すいません陣さん…」
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とりあえず私は陣さんに足向けて寝れない…。

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