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海青くんに会いに行こうと、私はジムへと向かった。



きっと海青くんいるはず…









海青「A?」






A「うわあ!!!!」






海青「わあ?!!」






A「わ…急に後ろから呼ばれて、び、びっくりした…。」






海青「ごめん全くもって驚かせる気はなかった…。」







ジムを覗き込もうとしていた私は後ろから急に海青くんに呼ばれて驚くもお互いとりあえずジムへと入る。






そしてベンチへ腰を下ろす。






A「…。」





海青「…。」





A「……あの、」





海青「あのさ、」






海青くんが強く声を出す。






海青「……本当にごめん、この間は。」





A「…うん、私こそ叩いたりしてごめん。」







すると海青くんが私の方を向く。






海青「何言ってんの、Aは全然悪くない。…本当最低だ俺、好きな人に…、あ。」






A「ん?」





海青くんはそう言うと何かに気づいたように立ち上がり部屋の奥へと行ってしまった。







そして帰ってくると、温かい蒸しタオルを私の腕や首元へと巻いた。








A「…え、これ…?」






海青「キスマはあっためると治り早くなるから、…強くは付けてないしすぐ治ると思うけど。……ってかまだこれ樹に見られてないよな?」






A「うん、見られてない…、ありがとう。」








すると頭の上にぽふ、と海青くんの大きな手が乗る。







海青「…Aは優しすぎだよ。俺本当酷いことしたのにありがとうって…。」





A「海青くんだからだよ。」





海青「…え?」








私はジッと海青くんの目を見つめる。








A「ずっと今まで仲良しだったし、海青くんのことそんな簡単に嫌いになる程生ぬるい友達やってたわけじゃない…、少なくとも海青くんと翔平くんと樹は、私にとって特別で、大好きな存在だから。」







海青「…っ、」








すると、



ぎゅうっと海青くんの大きな体に抱き締められる。








海青「………だから駄目なんだよ、Aは…。」





A「…え?」







そう言った海青くんは、私を包み込み、守るように私を抱き締めた。

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えそそ(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます!ゆーさんのお言葉を励みに頑張ります! (2022年10月28日 22時) (レス) id: 89e0966e13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 無理せず更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2022年10月27日 16時) (レス) @page46 id: 4cf41fec0c (このIDを非表示/違反報告)
Scarlet(プロフ) - つづきがぁぁぁぁぁ (2020年9月19日 1時) (レス) id: 0ed7b92c01 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーねんず(プロフ) - 続きが気になります、、!!更新頑張ってください! (2020年2月20日 0時) (レス) id: 695e2d496c (このIDを非表示/違反報告)
S, - 続きが楽しみです!! (2020年1月3日 20時) (レス) id: 7f46cb8672 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えそそ | 作成日時:2018年3月19日 17時

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