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海青くんが部屋を出た後、腰が抜けその場にへたり込んでしまう。
え、なんで、え?昨日まで仲良くしてたじゃん…、
なんで、こうなっちゃったの、ずっとずっと、
みんな仲良く居られると思ったのに…、
涙が止まらなかった。
何処で何を間違えてしまったのだろう。
私はどうすればよかったのだろう。
去り際の海青くん、
すごい悲しそうな、顔してたな。
「A。」
その時、扉の向こうから誰かに呼ばれた。
涙目を手で擦り慌ててドアノブに手を掛ける。
A「はーいっ…あ、」
翔平「おー…今大丈夫?」
扉を開けるとそこには愛想笑いする翔平くんが立っていた。
愛想笑いなんて、する子じゃないのに、ね。
A「……うん。」
私は部屋へと翔平くんを入れた。
.
.
翔平「…………あのさ、」
翔平くんが先に口を開く。
翔平「海青、の、こと」
A「…うん、」
翔平「す、好き?」
A「……わからない。」
翔平「………そっか。」
………気まずい、いつもの翔平くんじゃない。
でも、口振りからして海青くんのこと知ってるんだろうな…。
A「……私、樹と一緒にいたい、」
翔平「…うん。」
A「……けど、離れた方がいいのかな。」
翔平「……A、」
翔平くんが一息つき、再び口を開く。
翔平「海青のこと、許してくれない?」
A「………許す?」
翔平「その、首とかの、やつ。海青だろ?」
A「…うん、まあ。」
翔平「…海青は、絶対後悔してる。素直になれなくて、絶対後悔してる、」
A「……うん。」
翔平「海青の気持ち、痛いくらい分かるんだよ、俺にも。きっと謝りたいと思ってる、今。」
A「…なんで海青くんの気持ちが分かるって言い切れるの?酷いこと言われたし、されたんだよ、…。どうして?」
つい、思い出して俯く。
すると翔平くんが両手で私の頬に手を添え、顔を上げさせる。
翔平「好きだったからだよ、俺もAのことが。だから海青の気持ちが痛いくらい分かるのと同時に、海青が駄目なことしたってことも分かる。」
A「え…?」
正直予想外で、驚いた。
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えそそ(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます!ゆーさんのお言葉を励みに頑張ります! (2022年10月28日 22時) (レス) id: 89e0966e13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 無理せず更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2022年10月27日 16時) (レス) @page46 id: 4cf41fec0c (このIDを非表示/違反報告)
Scarlet(プロフ) - つづきがぁぁぁぁぁ (2020年9月19日 1時) (レス) id: 0ed7b92c01 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーねんず(プロフ) - 続きが気になります、、!!更新頑張ってください! (2020年2月20日 0時) (レス) id: 695e2d496c (このIDを非表示/違反報告)
S, - 続きが楽しみです!! (2020年1月3日 20時) (レス) id: 7f46cb8672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えそそ | 作成日時:2018年3月19日 17時