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陸「…本当ごめん、A。」
A「…うん。」
誰かに見られたという不安で陸くんに満足な返事が出来なかった。
陸「…北人が触れたんだって、思うとつい…本当にごめん。大人げなすぎた。」
A「…誰かに見られちゃいましたよね、…勘違いしますよね、絶対。」
陸「もし何かあったら全部俺のせいにするから。」
A「…え、それはダメ。私はただのマネージャーだからいいけど、陸くんはアーティストなんだから、私のために人生諦めることない。その時は私が被るから。」
陸くんの肩がピクリと動く。
陸「俺は自分がしたことを反省して当然の償いをしようとしてるだけだよ、」
A「でも、」
陸「だから」
A「…うん?」
陸くんの声が震える。
陸「だからもう絶対“ただの”マネージャーなんて言うなよ…。」
A「…あ、ごめん…陸くん。」
すると陸くんが私の頭を撫でる。
陸「俺ら、きっとAより良いマネージャーに出会ったことない。だから俺ら一人一人絶対色んな形でAに感謝してるし、Aがまだ必要だから、居なくなられたら困るんだよ…。」
心臓を鷲掴みにされた気分だった。
嬉しような、不甲斐ないような、私を必要としてくれてる、でもその皆の気持ちに私はちゃんと応えられているのか、不安なような、
でもただ涙が止まらなかった。
バタン、
その時今度は扉が開いた。
A「あ…。」
陸「あ、」
私と陸くんが扉の方へ目をやると、そこには
北人「お…。」
何とも言えない面持ちの北人くんが立っていた。
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えそそ(プロフ) - ananakak1さん» コメントありがとうございます!遅くなってしまいましたが、次の物語を拓磨くんで行こうと思います!リクエストありがとうございました(^.^)! (2018年5月30日 3時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - りおさん» コメントありがとうございます!次回作に武知海青くんを起用することにしました(°▽°)!リクエストありがとうございます!これからもよろしくお願います! (2018年3月31日 19時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - まりなさん» コメントありがとうございます!樹くんにさせて頂きました!これからもよろしくお願いします(^。^) (2018年3月19日 17時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
miyuchimika(プロフ) - 山彰さんお願いしても良いですか? (2018年3月16日 21時) (レス) id: 71423d4e69 (このIDを非表示/違反報告)
だんだん - 慎くんの別のバージョンが見たいです! (2018年3月13日 3時) (レス) id: 2991a2558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えそそ | 作成日時:2018年2月11日 22時