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A「ねえ壱馬。」
壱馬「んー?」
壱馬の部屋に来てしまった。
二人でベッドに寝転がりながらテレビを見つつ話していた。
A「壱馬に聞きたいことあるんだけど、…。」
壱馬「何?」
意を決して切り出す。
A「壱馬って、慎くんと浮気してる…?」
…
間が空く。
壱馬「…………………は?」
私の言葉を聞いてきょとんと目を丸くする壱馬。
…いやまあそうなるわな!
壱馬「ちょっと、待って笑いそうで申し訳ないんだけど俺らそんな男同士でできてそうなくらい仲良い?」
A「いや…、まあ見えなくもないけどそうじゃなくて壱馬の部屋によく慎くん来てるっぽいし、…その、そういう声が さ、聞こえるとかって…そういうの聞いちゃって。」
すると壱馬が「あー」と言いつつ片手で頭をかく。
壱馬「まあ…そりゃさ、俺らも男なんだからたまに一緒にさ、…ちょっとAV見たりとかはするけどさ、」
A「…あー、、ごめん…、」
急に自分が恥ずかしくなった。
壱馬が言ったことが真実ならめちゃくちゃ恥ずかしい勘違いをしたことになる。
深い息を吐き思わず枕に顔を埋める。
すると壱馬の吐息が耳元にかかる。
壱馬「なあ、でもヤキモチ妬いたの?」
耳元で壱馬が呟く。
A「う…まあ…それなりに。」
そう小さく呟くと壱馬が私の顔を自分の方に向けさせる。
壱馬と目が合う。
壱馬「可愛い、俺が慎に取られると思って妬いたんだ?」
A「いやだって、ッ…んん、」
徐に壱馬に唇を塞がれた。
そして唇が離れると壱馬が私の上に覆い被さる。
壱馬「Aは黙って俺だけ見てればいいんだよ。」
上着を脱ぎながら私を見下ろし舌舐りする壱馬に逆らうことが出来ずに私はそのまま流され、幸せに浸った。
その幸せが今日で終わるとも知らずに。
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えそそ(プロフ) - ananakak1さん» コメントありがとうございます!遅くなってしまいましたが、次の物語を拓磨くんで行こうと思います!リクエストありがとうございました(^.^)! (2018年5月30日 3時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - りおさん» コメントありがとうございます!次回作に武知海青くんを起用することにしました(°▽°)!リクエストありがとうございます!これからもよろしくお願います! (2018年3月31日 19時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - まりなさん» コメントありがとうございます!樹くんにさせて頂きました!これからもよろしくお願いします(^。^) (2018年3月19日 17時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
miyuchimika(プロフ) - 山彰さんお願いしても良いですか? (2018年3月16日 21時) (レス) id: 71423d4e69 (このIDを非表示/違反報告)
だんだん - 慎くんの別のバージョンが見たいです! (2018年3月13日 3時) (レス) id: 2991a2558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えそそ | 作成日時:2018年2月11日 22時