検索窓
今日:10 hit、昨日:40 hit、合計:294,973 hit

7 ページ20

慎「Aさぁん、Aさん」




ドンドンと扉を叩く音と私の名を呼ぶ慎くんの声が聞こえる午後11時半。



私は登坂さんに言われた通り慎くんの連絡も無視し、部屋にもいかず、鍵を閉めて部屋に閉じこもっていた。









それにしてもかれこれ1時間以上は私の部屋の前にいる。






よくも飽きずにずっといるなあ…
私行かないって…









慎「Aさん、Aさん…開けてください、」









だんだん声に力がなくなる慎くんが少し可哀想になってきた。







本当にいいのかな…、



いや、私慎くんにどれだけ酷い事されてきたと思ってるの、これは当然のこと。大丈夫大丈夫。







慎「ねぇAさん、もう嫌いですか俺のこと?Aさん…」









アアアもう違うて!ああもう
これ以上は情が移りそうだからもう寝よう、







私はベッドに潜り込み、頭まで布団を被って
そのままいつの間にか眠りについていた。









.

.

.

.

.

.

.

.

.


…アレ、朝じゃん。



なんか久々に首絞められなかった夜だったな。

はあ…、首絞められない夜がこんなに幸せなんて…









そろそろ起きよう。んで慎くんに話に行こう。









目をこすりながら体を起こす。


そして手を横に置き、ベッドから降りようとする。









ガサ、









ん?



何かに触れた。









触れた方に視線をやる。









慎「おはようございます、Aさん。」









私のベッドの横には真近で私の寝顔を眺める 満面の笑みの慎くんが座っていた。

8→←6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (91 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
375人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

えそそ(プロフ) - ananakak1さん» コメントありがとうございます!遅くなってしまいましたが、次の物語を拓磨くんで行こうと思います!リクエストありがとうございました(^.^)! (2018年5月30日 3時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - りおさん» コメントありがとうございます!次回作に武知海青くんを起用することにしました(°▽°)!リクエストありがとうございます!これからもよろしくお願います! (2018年3月31日 19時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - まりなさん» コメントありがとうございます!樹くんにさせて頂きました!これからもよろしくお願いします(^。^) (2018年3月19日 17時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
miyuchimika(プロフ) - 山彰さんお願いしても良いですか? (2018年3月16日 21時) (レス) id: 71423d4e69 (このIDを非表示/違反報告)
だんだん - 慎くんの別のバージョンが見たいです! (2018年3月13日 3時) (レス) id: 2991a2558c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えそそ | 作成日時:2018年2月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。