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慎「Aさぁん、Aさん」
ドンドンと扉を叩く音と私の名を呼ぶ慎くんの声が聞こえる午後11時半。
私は登坂さんに言われた通り慎くんの連絡も無視し、部屋にもいかず、鍵を閉めて部屋に閉じこもっていた。
それにしてもかれこれ1時間以上は私の部屋の前にいる。
よくも飽きずにずっといるなあ…
私行かないって…
慎「Aさん、Aさん…開けてください、」
だんだん声に力がなくなる慎くんが少し可哀想になってきた。
本当にいいのかな…、
いや、私慎くんにどれだけ酷い事されてきたと思ってるの、これは当然のこと。大丈夫大丈夫。
慎「ねぇAさん、もう嫌いですか俺のこと?Aさん…」
アアアもう違うて!ああもう
これ以上は情が移りそうだからもう寝よう、
私はベッドに潜り込み、頭まで布団を被って
そのままいつの間にか眠りについていた。
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…アレ、朝じゃん。
なんか久々に首絞められなかった夜だったな。
はあ…、首絞められない夜がこんなに幸せなんて…
そろそろ起きよう。んで慎くんに話に行こう。
目をこすりながら体を起こす。
そして手を横に置き、ベッドから降りようとする。
ガサ、
ん?
何かに触れた。
触れた方に視線をやる。
慎「おはようございます、Aさん。」
私のベッドの横には真近で私の寝顔を眺める 満面の笑みの慎くんが座っていた。
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えそそ(プロフ) - ananakak1さん» コメントありがとうございます!遅くなってしまいましたが、次の物語を拓磨くんで行こうと思います!リクエストありがとうございました(^.^)! (2018年5月30日 3時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - りおさん» コメントありがとうございます!次回作に武知海青くんを起用することにしました(°▽°)!リクエストありがとうございます!これからもよろしくお願います! (2018年3月31日 19時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - まりなさん» コメントありがとうございます!樹くんにさせて頂きました!これからもよろしくお願いします(^。^) (2018年3月19日 17時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
miyuchimika(プロフ) - 山彰さんお願いしても良いですか? (2018年3月16日 21時) (レス) id: 71423d4e69 (このIDを非表示/違反報告)
だんだん - 慎くんの別のバージョンが見たいです! (2018年3月13日 3時) (レス) id: 2991a2558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えそそ | 作成日時:2018年2月11日 22時