4『一生傍に』 ページ5
樹「24時間で、記憶を失う病気…ですか。」
俺は樹に全てを話した。樹に後遺症があること、忘れてしまった記憶があること、
俺のことも忘れてしまうかもしれないこと。
樹「そっか…だからランページっていうグループのことも忘れちゃってたんですね。…陣さんと慎さんと陸さんにも悪いことしちゃったな。」
壱馬「なんか樹が慎のこと慎さんってなんか気持ち悪いな…。」
樹「えっなんて呼んでました?」
壱馬「慎だよ、笑」
樹「慎か、笑 慎、俺の一個下って言ってましたもんね。…なんか、全部忘れちゃうのって、一人になるのって怖いな。」
そう言い俯く樹。
ぽす、と樹の頭に手を置く。
壱馬「絶対樹は俺の事は忘れないから、毎日俺が会いに来る、絶対樹を一人にしない。」
樹の頬が僅かに紅くなる。
樹「そんな…迷惑、じゃないですか?」
壱馬「バカ、恋人だろ。」
樹「ん…あざす。」
恥ずかしそうに俯く樹を見て、一生傍にいる
そう思った。
66人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りさ - 悲しいです(T-T)もっと続きが見たかったです。また次の作品楽しみにしてますね。 (2018年2月16日 1時) (レス) id: 30b38fa8ac (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - 返事ありがとうございます!次の作品楽しみにしてます(*´ω`*) (2018年2月11日 19時) (レス) id: 8796de3a35 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - 緋澄由雨さん» コメントありがとうございます!感動していただけて、泣いていただけて嬉しいです( ; ; )またすぐランページの小説書く予定なので是非よかったら見て下さい!(^-^) (2018年2月11日 19時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
緋澄由雨 - うぅっ。。。めっちゃ感動しました。胸の奥がぎゅうってなりました。あ、涙腺の蛇口が壊れたみたいです(´;ω;`) (2018年2月11日 18時) (レス) id: c3cce4b862 (このIDを非表示/違反報告)
えそそ(プロフ) - 凜さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます( ; ; )またランペの小説書く予定なので是非ご覧下さい(^。^) (2018年2月11日 18時) (レス) id: a57ad43f87 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えそそ | 作成日時:2018年2月10日 2時