私達、兄妹だよね……？[ヤンデレ]

第十話 ページ11

ピピピピッ ピピピピッ ピピッ カチッ

う〜ん

眠い…

でも、朝ごはん作らなきゃ

階段を降りて、キッチンに行く

いつも通り、朝の日課をこなす

この時の私は、少し視界がぼやけてた

貴｢行ってきます…。｣

楝｢行ってらっしゃい？｣

今日のドアは、鉄の扉みたいに重かった

頭がさっきからズキズキしてたのに、さらに痛くなる！

血管がはち切れそう！！

うっ！？

クラッ

バタッ

楝｢A！？｣

お兄……ちゃん……

そこからは、意識がなかった…





モノクロの世界……

またこの夢か……

お兄ちゃん……

パチッ

はぁ、はぁ、はぁ

目が覚めたら、自分の部屋のベットにいた

貴｢お兄ちゃん。｣

ピンポーン

誰か来たみたい

お兄ちゃんいなさそうだし、私が出るしかないかな

フラフラしてたけど、頑張って玄関に行った

ガチャッ

貴｢はい。｣

大｢Aさん居ますかって、A！？｣

貴｢大輝。何しに来たの？｣

大｢いやプリント渡しに来たんだけど、大丈夫か？｣

貴｢う〜ん。気持ちは大丈夫なんだけど、体がね……。｣

大｢そっか。まぁ、体調良くなったら学校来いよ！A居ないと、結構寂しいしさ！！｣

貴｢ありがとう。多分、明日は行けるよ。｣

大｢じゃあ、明日の帰りになんか奢ってやるよw｣

貴｢本当！？じゃあ、何にするか決めとくね！｣

大｢おう！じゃあ、お大事に。｣

貴｢うん。｣

バタンッ

少し元気でたな

階段もさっきよりも辛くはないし、ベットに戻って体調治そう



外にいた時の変な感じは、きっと気のせいだろう……



続く

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