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side:Shr
は？って、あたりまえじゃんすきなんだから。
こんな急接近されたら俺もうもたないんだよ、
緊張とか色々、なんかもうぐちゃぐちゃで…
無意識に唇に目がいったりするのも、恥ずかしすぎてしにたくなる。
『…これは、勝利のせいだよ、』
｢え？なにが、｣
え、？
すると健人くんがいきなり立ち上がって…！？、
あの、一歩ずつ迫ってくるのやめて。
｢ちょっ、落ち着いて、｣
『めっちゃ落ち着いてるし。勝利が落ち着いてよ。』
腕や頭は解放されたけど、どんどんどんどん壁の方に追い詰められているのがわかる。
後ずさりしたところで壁に追いやられるし、だからといって止まっていても捕まえられるし、
ど、どうすれば、
『俺に…手を出されることだって予測できたでしょ？それならあんまり思わせぶりなことしないで』
ちがうんだよ…思わせぶりじゃなくて、、
一歩。
｢…健人くん、｣
『俺は勝利が思ってるほど…優しいやつじゃないよ。』
また一歩。
『健全な男だし、すきな子にキスなんかされたら…さ、わかるでしょ？』
わかる、だから…
｢…あの、健人くっ、｣
ドンッと頭の横で健人くんの手が当てられた音が聞こえて、背中には壁の感触が伝わってきた。
俺…言わないといけないときだよ、
そうでないと、このままずっと健人くんのこと傷つけてしまうから。
『俺だって…いつまでも我慢できないんだよ、』
お願い…そんな悲しそうな顔しないでよ。
｢ちがう、ちがうよ健人くん、｣
『なにが…』
｢…ごめんね？｣
そっと、健人くんの両頬に手を当てて、自分の唇と健人くんの唇を重ねた。
『っ！？…だからこういうの！』
｢きいて、｣
手は健人くんの頬に残ったまま、ちゃんと真っ直ぐに目を見る。
ほんとはね、今だって心臓うるさくて、逃げ出したいくらい恥ずかしんだよ。
｢俺ね、あんたのこと、すきになったみたい。｣
『は…？』
｢…だから、健人くんのことがすきだって言ってんの、｣
こんな無愛想で可愛くない俺でも、可愛いって言ってたくさん甘やかしてくれる健人くんが、すきなんだよ、
.
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茅 - みおさんの小説大好きです！何度も読んでしまいます！ これからも応援してます！ (2020年9月1日 23時) (
レス) id: f1f0a690a5 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ありがとうございます！待ってます！ (2018年11月22日 22時) (レス) id: ff1c992370 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ひかりさん» そう言って頂けてとても嬉しいです(TT)できるかわかりませんが考えてみたいと思います！ (2018年11月21日 17時) (レス) id: 7f92f83aa5 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 続編希望(T ^ T) (2018年11月20日 18時) (レス) id: ff1c992370 (このIDを非表示/違反報告)
しょりそうLove - おまけもすごく面白かったです！ (2018年10月13日 8時) (レス) id: 27ff285099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みお
| 作成日時：2018年9月4日 6時
