第一章〜緊張感〜 ページ49
赤井「ひとまず中に入れ。外ではしづらい”頼み”だろう?」
「お察しいただけて幸いです」
ー工藤邸・家内ー
赤井「紅茶かコーヒー、どちらが良い」
「?今淹れるんですか?」
赤井「ああ、話が長くなるだろう?」
「まあ、そうですけど、、、(肝が据わってるなぁこの人)」
条野「じゃあ珈琲お願いします」
工藤「俺もアイスコーヒーで」
この人達もだったー!まったく、どいつもこいつも緊張しないのか、羨ましい!
「私は紅茶でお願いします」
条野「ふっ、貴女珈琲飲めませんものねぇ」
「なっ、莫迦にしないで下さいよ!そもそも中学生なんて飲める方が可笑しいんですからね!」
条野「いえいえ、莫迦になんてしてませんよ。可愛らしいなぁと思っただけで」
「笑いを噛み殺し切れて無いですけど!」
工藤「さっきまでの緊張感どこいったんだよ、、、」
赤井「まあ、彼等も話を始めれば真剣になるさ。それに、君の認めた者達だ。
当然卓越した人間なんだろう?」
工藤「まあ、そうなんだけどさぁ。何だかなぁって感じじゃない?」
赤井「否定はしないが」
赤井さんはひょいと肩を竦める。流石にサマになるなぁ。
ーコトリー
「ん、美味しい!」
条野「ええ、確かに」
「じゃあ、さっそく本題に入りましょうか」
取り敢えず異能力についてから語り始めて、軍警、猟犬、現在の任務の内容、更には進捗までを事細かに話した。やはり一番の難点は異能力についての説明で、理解はまだしも納得して頂くのには相応の時間を要しそうである。いいや、そこら辺は追々納得して貰おう。勿論、私含む猟犬の異能力については触れずに話を進めた。別に言いふらしたりするとは思ってないが、どこで誰が聞き耳を立てているか分からないのだから、用心に越したことはないだろうという考えの下、である。
立ち上がって、威圧感を演出しつつ言い放つ
「さて、概ね理解して頂けたと思いますが、ここからが本題です。お二人にはこの作戦に協力して頂きます」
工藤「そんな訳の分からないことへの協力を強制するのか!」
工藤さんは溜まりかねたように怒鳴る。
赤井さんは怒鳴りこそしないものの、冷たい顔で此方を見ていた。
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ふくろう(プロフ) - ありがとうございます。本当に、何度も質問して申し訳ありませんでした。すい様に満足していただける仕上がりになるよう、頑張ります。 (2022年9月13日 7時) (レス) id: e74f0f36ba (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - ふくろうさん» はい!ありがとうございます!!執筆がんばってください……!! (2022年9月12日 21時) (レス) id: 52ca6c35ea (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう(プロフ) - はい!ストーリーには、少年探偵団・猟犬も入れちゃうでいいですか? (2022年9月12日 20時) (レス) id: e74f0f36ba (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - ふくろうさん» ピアノソナタいいですね!!ではピアノソナタでお願いできますか…? (2022年9月12日 20時) (レス) id: 52ca6c35ea (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう(プロフ) - 個人的には【ピアノソナタ「月光」殺人事件】とかの内容の濃い事件に少年探偵団と夢主ちゃんたちを入れた新バージョンを創っても楽しいかなぁと思ってるんですけど、、、 (2022年9月12日 20時) (レス) id: e74f0f36ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふくろう | 作成日時:2022年1月15日 19時