〜Another〜 ページ37
「ほら、君達も早く離れて」
歩美「でもコナン君とAお姉さんが！」
「あの子たちも、帰ってきて貴方たちが傷ついていれば悲しむでしょう」
歩美「はぁい､､､」
さて、外で私に出来ることはまず無い。かと言って異能の特性上、無謀に飛び込んで出来ることもないだろう。残念ながら私の敏感過ぎる聴覚は先の爆発にやられて殆ど機能していない為、心音でAさんと工藤さんの安否を確認することは不可能だ。耳鳴りが酷い。爆発の寸前、咄嗟に耳を塞いだことが幸いして状況の判断位なら出来なくもないが、想定外に爆発が大きかった。全く、自分の不自由さが嫌になる。こうなると電話が手っ取り早いか､､､
ープルルル、プルルルー
A『はい』
「良かった、まだ死んでませんでしたね」
余談だが”良かった”は私の本心だ。あの子には何時もヒヤヒヤさせられる
A『あはは、酷いなぁ。第一声がそんな生存確認の仕方なんて』
ふざけた返答。しかし僅かに息が浅く早い。異能を使っていないからなるべく息を吸わないようにしているのか。いや、今は其れよりも
「ふざけるな。現状報告を」
その後少し話して電話を切る。彼女にも策があるようだが、状況は芳しく無さそうだ。しかし犯人も狡猾と見える、炎の回りが普段よりも早いのは防火扉が機能していないせいらしい。物が溶ける独特の匂いと煙が混じって漂っている。聴覚はもう直ぐ戻って来るだろう。そうすれば、身体能力を常人の数十倍持つ猟犬なら、中に入って二人を助けることが出来ないでもない。
さて、頑張りなさいよAさん。工藤さんの命は貴女に懸かってるんですから
ーA sideー
中身は工藤さんでも身体は小一、つまりショタなので、なんかもちもちふわふわで可愛い。
なんなら驚いて咳き込むのも可愛い。
､､､いや、私は断じてショタコンじゃない！本当に！何ならロリコンでもない！
決して��子さんの一挙一動にときめいたりしてない！
と、まぁこんな風に”心の中でだけ”ふざけながら脱出を試みている。しょうがないじゃあないか、ふざけでもしないとやってけないよこんな業火の中なんて。そういえば、さっきの爆発相当に凄かったけど条野さんは大丈夫かな。私ですら暫く耳鳴りがしたくらいだ。条野さんの鋭敏な聴覚であの爆発を聴くなんて、考えただけでぞっとする
でもまァ、あの人は訓練してるから大丈夫､､､なの、か？
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ふくろう(プロフ) - ありがとうございます。本当に、何度も質問して申し訳ありませんでした。すい様に満足していただける仕上がりになるよう、頑張ります。 (2022年9月13日 7時) (
レス) id: e74f0f36ba (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - ふくろうさん» はい！ありがとうございます！！執筆がんばってください……！！ (2022年9月12日 21時) (レス) id: 52ca6c35ea (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう(プロフ) - はい！ストーリーには、少年探偵団・猟犬も入れちゃうでいいですか？ (2022年9月12日 20時) (レス) id: e74f0f36ba (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - ふくろうさん» ピアノソナタいいですね！！ではピアノソナタでお願いできますか…？ (2022年9月12日 20時) (レス) id: 52ca6c35ea (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう(プロフ) - 個人的には【ピアノソナタ「月光」殺人事件】とかの内容の濃い事件に少年探偵団と夢主ちゃんたちを入れた新バージョンを創っても楽しいかなぁと思ってるんですけど､､､ (2022年9月12日 20時) (レス) id: e74f0f36ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふくろう | 作成日時：2022年1月15日 19時
