世界だって変えてみせる

〜呑気過ぎる！〜 ページ31

さてと、取り敢えず工藤さんのところに行くか

ー四階ー

「工藤さーん、何処ですかー」

うん？返事がない。もう屋上に居るのかな

ープルルル、プルルルー
「はい」

条野『Aさん、急いで屋上に行ってください。どうやら何か良くないハプニングが起きたようです。此方が済んだら私も向かいますから』

「！分かりました」

ーピッー

全く、本当に面倒事ばかり増やしてくれるよなァあの人たち、切実にやめて欲しい。特に、
”あの方”って人が嫌いだ(会ったことも無いのに嫌ってしまって申し訳ないけど)

「あ、着いた」

ちなみに今まで黙々と屋上への階段を駆け上がってました！疲れた､､､

ーキィー

「工藤さん、どうかされまし「駄目だA！この爆弾だけ明らかに構造が違う！
このままだと解除が間に合わない！」落ち着いて下さい。残り時間は？」

最近皆私の言葉遮り過ぎじゃない？

コナン「６分４２秒」

「あちゃー、本格的に拙いじゃないですか。ちょっと見せて下さいその爆弾」

コナン「あ、ああ(緊張感無さ過ぎじゃね！？)」

緊張感に欠けた応じ方をしている自覚はある。しかし、こういう時は焦ったって仕方ない。
それにこの程度、《猟犬》では危機の内に入らない

「うーん、確かに、これを６分で解除は難しいですね」

私にも、多少の爆弾の知識なら有る。と言うか叩き込まれた(苦笑いするしかない思い出だ)
６分というのは以外と短い、逃げるか？
ーーいや、条野さんに連絡だな

ープルルル、プルルルー
条野『完全に此方の落ち度で申し訳ないのですが、撤退の許可が出来ません』

「えっ、はい？」

いや、此方の会話全部聴いてたんだろうから、私が許可を求めて電話すると踏んで最初から結論を言って下さったのは良いんだが”許可しない”ってなんですか！？

条野『吉田さん、小嶋さん、円谷さんの三人が、警官の避難誘導から逃れて館内に残ってしまっている様で。大変申し訳ないのですが、保護してきて頂けませんか』

「はぁ！？何やってるんですか犯罪発生率日本二位の町の警官は！」

条野『現地の警官に任せすぎました。私の落ち度です』

条野さんが！あの条野さんが気を落としてらっしゃる！めっっちゃ可愛い！死にそう

「いえ、それはあり得ません。条野さんに落ち度なんて存在しないので」

と言うか、猟犬の皆さんに短所なんて存在しなくないか？

条野『なんかもう貴女の考えに狂気すら感じるのですが､､､』

〜信じられない〜→←〜行って来ますは元気良く〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す