#105 ページ26
｢おはよう。
今回の期末テストだが…残念ながら赤点が出た。したがって…
林間合宿は全員行きます｣
｢｢どんでん返しだあぁぁ！！｣｣
『……』
朝のHRで相澤先生が林間合宿について色々話してくれていた。
私は無事、赤点は逃れた。
でもそんなことは今、どうでも良くて
みんなが私とどう接してくるのか……
私はその1時間、ずっと窓の外を眺めて……上の空だった。
｢赤点は切島くんと上鳴くん、芦戸ちゃん、砂藤くん、あと…瀬呂くんだって｣
『……』
｢……Aちゃん……｣
お茶子がこちらを向いて心配そうに見つめていた。
やば、気づかなかった…
『ごめん、気づかなかった…何？』
｢うん…良かったね、赤点じゃなくて｣
『……そうだね』
感じ悪いと思われただろうか……
まぁでも、これから私の体は何が起こるかわからない。
もしも、皆に何かあったら……私は……
『(二重人格……かぁ……
本当にあるんだ…)』
改めて考えてみると、凄いな……
アニメとか、異次元にしかないと思ってた。
『(まぁここも、中々におかしな世界だけどね…)』
｢A｣
誰かに名前を呼ばれた気がする。
誰だろう……？
｢おい。彩葉｣
机の前に相澤先生が立っていた。
いつの間に……
『……呼んでくれないんですね』
｢……｣
条件は満たしたはずなのに。
『また、｢合理的虚偽｣ですか』
私にあの個性を使わせるために……
｢別にそういう訳じゃないが……｣
『……やっぱり、体調悪いみたいです。保健室行ってきます』
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マッキー(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます (2019年11月29日 22時) (
レス) id: c3dba65f60 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - ノエルさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2018年10月2日 22時) (レス) id: bb59fb016a (このIDを非表示/違反報告)
ノエル - ついにパート３まで来たんですね！１からずっと読んでます。パート３でも頑張ってください！ (2018年10月2日 20時) (レス) id: 733534814b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リサ x他1人 | 作成日時：2018年10月2日 19時
