#100 ページ21
『ん……』
目を覚ました……と思えば、またあの真っ暗な空間にいた。
『はぁ……またここか……』
｢おはよう、よく寝てたね｣
目の前には、黒髪ボブの女の子。
『あれ、あんた誰？』
｢…………私の事は気にしなくていいよ｣
いや気になるんだけど。
『あんたが私をここに？』
｢まぁね。ここは私の思いどおりになる世界｣
思いどおり……か
いいな、それ
『っていうか、早く私を元の世界に戻してくれる？』
｢うーん、それは難しいな
だってあなた、もう＿＿＿＿｣
最後の言葉は、また聞き逃してしまった。
｢おや、起きたかい｣
『んぁ、リカバリーガール……』
｢また倒れたんだよ、キャパオーバーだね｣
あぁ、試験の時の……あれか
｢あれは一回使ったら限界って感じだね｣
『そうだね〜。また対策練らないと』
ガララと言う扉が開く音が聞こえて、私は体を起こした。
｢ほら、お客さんだよ｣
リカバリーガールがカーテンを開けると、そこにはお茶子や梅雨ちゃん……他にも数人いた。
しかし私との距離は……少し開いている。
『(やっぱり怖がるか……)』
そりゃ見たことない姿見たら怖がる……よね
｢もう起きても……大丈夫なん？｣
『…………うん』
なぜか距離を置かれたことに寂しさを感じ、返事が遅くなった。
この距離は、開いたままなのかな……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 156人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マッキー(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます (2019年11月29日 22時) (
レス) id: c3dba65f60 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - ノエルさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2018年10月2日 22時) (レス) id: bb59fb016a (このIDを非表示/違反報告)
ノエル - ついにパート３まで来たんですね！１からずっと読んでます。パート３でも頑張ってください！ (2018年10月2日 20時) (レス) id: 733534814b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リサ x他1人 | 作成日時：2018年10月2日 19時
