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｢だ、大丈夫？彩葉さん……｣
1戦目が始まって、みんなチームの人と作戦会議を始めていた。
私は1人、モニタールームの隅でぼーっとしていた。
そこに、疲れた様子の出久が駆け寄ってきた。
『出久！作戦会議とかしなくてもいいの？』
｢いや……やりたいんだけど、出来なくて｣
そういえば、ペアはかっちゃんだっけ……
そりゃ出来ねーわと苦笑いをした。
｢それより、彩葉さんの方が……だ、大丈夫…なの？相澤先生とタイマンなんて…｣
『……元々、演習試験は1人で受ける事、決まってたからさ、覚悟はしてたんだよ』
｢え！？そうだったんだ……｣
相澤先生との条件を満たすには、まず1人でってところから始まるもんな……
『でもまさか、先生となんて……』
｢相澤先生と、仲良いもんね。普段からよく話してるのに、試験内容については何も聞かなかったの？｣
『そりゃあ、言っちゃったらそれ相応の対策されることなんて目に見えてるから言わないでしょ』
仮にもヒーローの卵。
プロヒーローに勝つ対策くらいは簡単に作れるはず。
『まだ相澤先生じゃなくてマイク先生とかがよかった……』
顔を埋めてはぁ、とため息をこぼす。
｢でも、なんで相澤先生は1人で戦わせようとするんだろうね｣
『それは……私と相澤先生の条件があるから…』
条件？と、出久は顔を覗かせる。
『そう。条件…私が相澤先生に名前を呼んで欲しくて作ったの』
｢それが、｢1人で演習試験を受ける｣っていうこと？｣
『うん。でも正確には……｢1人で演習試験を受ける。そしてそれに合格する。｣これが条件だね』
｢結構無茶だね……｣
でもこの試験……相澤先生の心の内を暴かない限り合格できないはずだ
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マッキー(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます (2019年11月29日 22時) (
レス) id: c3dba65f60 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - ノエルさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2018年10月2日 22時) (レス) id: bb59fb016a (このIDを非表示/違反報告)
ノエル - ついにパート３まで来たんですね！１からずっと読んでます。パート３でも頑張ってください！ (2018年10月2日 20時) (レス) id: 733534814b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リサ x他1人 | 作成日時：2018年10月2日 19時
