【ヒロアカ】トリップ少女は推しに会いたい。 (ページ9)

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｢最下位除籍って…入学初日ですよ！？いや初日じゃなくても理不尽すぎる！｣

確かに、普通じゃありえないよな……

でも、それが有り得るからこそ雄英高校。

｢自然災害、大事故、身勝手な敵たち…いつどこから来るかわからない厄災、日本は理不尽にまみれてる。
そういう理不尽を覆していくのがヒーロー。

放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。

Plus Ultraさ、全力で乗り越えて来い｣

『Plus Ultra…さらに向こうへ』

これは雄英高校の校訓。

｢さて、デモンストレーションは終わり。

こっからが本番だ｣

1種目：50ｍ走

｢3秒04！！｣

『(飯田くん……やっぱり早いな。)』

次は私の番。

｢Aちゃん、頑張れ〜！！｣

準備体操をしてると、後ろからお茶子が応援してくれていた。

お茶子に応援されたらまぁ頑張れるよね！！

『私、走るのは得意分野なんだよねっ』

個性を使わず、普通に走って6秒47。

まぁいい方かな。

｢す、凄い！今の個性使ってないんだよね！？｣

『えっと…中学校の時に陸上部だったの』

2種目：握力

『ふんぬっ！！！』

｢女の子がそんな声出して大丈夫！？｣

記録は35。

『結構強いんじゃない？』
ちなみに左は19

｢左と右の差がすごい！！｣

お茶子と話していると、後ろから男子の声が聞こえた。

｢540キロてあんたゴリラ！？タコか！？｣

540という人間かどうか怪しそうな記録を出したのは、確か＿＿＿

障子くん……だよな

リアルで見たら結構身長デカイなぁ