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第6話 ページ7

赤井side





赤井「久々にゆっくり寝たな…ん?A?」



目を覚ますとAが居なくなっていて少し安心する


17のガキと朝チュンなんて考えるだけでも恐ろしい




朝メシを作るか、と顔を洗い変装を済ませてキッチンに行くと……Aが居た


赤井「夢じゃなかったのか…クッ」


正直、夢であってほしかった


A『おは〜、朝ご飯作ったよ♪』




赤井「ホー、いい匂いだな」


そうなのだ、凄くいい香りがするのだ

この際Aがここに住むデメリットを考えないようにして朝メシにありつこうと思う


A『じゃ、私学校行ってくるね〜!あ、毒なんて入れてないからちゃんと食べてね〜』


バタン


赤井「…行ってらっしゃい

(パクッ)

ホー?美味いな」


The・日本の朝食といった朝ご飯を用意されて軽く胃袋を捕まれた



食器を片付け、洗濯するかと洗濯カゴを覗けば白いショーツとブラジャーを見つける



赤井「アイツ…知らん知らん。仕事でもしよう」

煩悩をうち払う


洗濯ネットにAの下着を入れて洗濯機を回す



電話をかけて有希子さんにAの詳細を伝えて家に住み着かれたと零せばケラケラと笑われる


有希子《秀ちゃんったらその子にメロメロなのね〜

他の人なら絶対に家に上げたりしないもの、フフフ》



だと



んなわけあるか!と電話を投げそうになったが確かにそうかもしれない


普通なら路地裏で寝てようが、そいつの親に頼まれようが、仕事の邪魔になりそうな人間とは関わらなかった




ジョディにも電話をかけてみると同じような事を言われた



深い溜息が出る


コーヒーを淹れ、タバコを吸いながら資料整理を行っているとボウヤとAが一緒に来た



もうそんな時間かと思いながらコーヒーとカフェオレを作って2人に出してやる



A『あ!赤井さん!私ノーパンノーブラだった!』


沖矢「ブッ…お前」


コナン「あ、赤井さん…落ち着いて!」


沖矢「ボウヤも洗いざらい吐かされたのか?」


A『この子は関わるとヤバそうだから何も見てな〜い

勘がいいってお得〜』


墓穴を掘ってしまった


Aに何かあると思われればボウヤからの信頼が崩れかねない


コナン「A姉ちゃんに何かあるの?」


A『勘がいいだけの"普通の"女子高生だよ〜』

コナン「普通の人はわざわざ普通って言わないんだよ〜?」


A『普通を自覚しているのでありま〜す』


コナン「僕達が普通じゃないって言いたいの?」

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作者名:小鳥遊奏斗 | 作成日時:2019年7月13日 11時

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