34話 ページ35
Aside
シャワーを浴びてこいと言われたので大人しく浴び、上がってから晩ご飯を食べて赤井さんがシャワーを浴びに行った
その間に食器洗いなどの片付けを影を使いながらサッと終わらせ、「ジュース」を赤井さんが飲んでいるみたいにして飲んだ
A『う〜消毒液の匂いするー、うぇー…』
次第に体がポカポカとしてきて足取りが覚束なくなっていた
喉が焼けるように熱くて手近にあった缶ジュースを開けて喉を○した
A『ふぅ、あ、れ…グルグル、してる〜』
冷たいジュースの筈なのにな?と不思議に思って缶を回して観察するとアルコール9%と書かれてある
A『これもお酒なんじゃーん!wwwwアッハハハハハ!ヒーーwww何してるの私ぃ〜w』
笑いが止まらなくなって一通り笑っていると熱くなった体に纏う服が熱を籠らせている事に気づいた
A『ん〜脱いじゃお〜、汗かいてきたしもう1回シャワー浴びたい〜』
フラフラとした足取りで浴室を目指す
赤井さんが浴びていたと思うがこの際仕方ないだろう
浴びたいものは浴びたいのだ
廊下に服を脱ぎ散らかしながら進む
A『お邪魔〜!!』
赤井「おい!な!!何やって…お前、酒飲んだな」
A『飲んでませーんヒック』
赤井「酒の匂いがするぞ」
A『飲んでないもーん!ヒック
汗かいたから、シャワー浴びに来たの〜ヒック
あ!赤井さん頭洗って〜』
赤井「バカ言うな、俺は何も見てないからバスタオルを巻いてくれ。頼む。生殺しだ」
頭だけ反対方向を向けてバスタオルを掴んだ手だけをこちらに伸ばす赤井さん
A『ん?赤井さん、腰にペットボトル付けてるの?盛り上がってるよ〜?』
トテトテとコチラを見てないのをいい事に近寄って一緒にシャワーのお湯を浴びる
赤井「あ、おい待て!見るな!」
A『???』
まぁいいや、と頭から冷水にしたシャワーを浴びた
赤井「冷たい…」
冷たい水で汗を流すとサッパリしたのでシャンプーはいいや、と思い、赤井さんが持っているバスタオルを体に巻いた
赤井「おい、このまま出るつもりじゃないだろうな」
A『ん?そのつもりだよ〜』
腰にタオルを巻いた赤井さんが仁王立ちで私を睨むので負けじと睨み返す
赤井「Take it easy…calm down……2.3.5.7.11.13.17.19…」
英語でブツブツと言う彼を無視して出ようとした
出ようとしたのだが、体が浮いて進めなくなってしまった
19人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小鳥遊奏斗 | 作成日時:2019年7月13日 11時