30話 ページ31
Aside
赤井さんと諸伏さんの話し合いも、方針も決まって順調にことが進んでいるっぽいので家を抜け出して散歩に出た
街を歩いているといつだったか見た、銀髪を見かけた
名前は覚えているが何だか怖いので
A『野良猫ちゃ〜ん!』
「ぶふっ!!!」
ジン「誰が野良猫だクソガキ猫はテメェだろ」
「ねぇジン、この子が前に言ってた子猫ちゃん?」
A『わ〜!!すっごい美人なお姉さん!
猫ちゃん!この人!この人だぁれ?』
影で名前を知ってしまっても知らないフリをするのがいいのは昔から知っていた
「私はベルモット、好きに呼ぶといいわ?でもあなたと仲良くするつもりは無いわよ?」
ジン「オイ」
A『ベルお姉ちゃん!』
ベル「…、はぁ…可愛すぎんでしょ…余計に仲良くしたくないわ…」
ジン「テメェがそういうふうに思える人間だったとはな」
ベル「失礼ね。まさかこんな可愛いKittyだなんて知らなかったんだもの」
話についていけないのでニコニコと笑顔でベルお姉ちゃんを見つめていた
ベル「ジン、この後の仕事1人で行ってちょうだい。私この子を着飾りたくて禁断症状出てるから」←
ジン「巫山戯んな、先に知り合ったのは俺だぞ」
ベル「Kitty!このムサい男と美人なお姉さんとどっちとデートしたいのかしら?」
A『ひぇ…、だだの散歩のつもりなので今日はサヨナラしちゃダメですか?』
ベル「いいわよ?ただし、次を用意する事ね」
ジン「俺の連絡先だ、この女に用がある時も俺に連絡してこい。甘美な酒に酔わせてやる(意訳:やらしい事して遊ぼうぜ)」
A『ベルお姉ちゃんの連絡先も欲しい〜!!美人なお姉さん〜〜!(最後のは分からんし無視でいいよね?)』
こうしてプライベートの方の連絡先を2個ゲットしました〜
たまにする散歩で知ってる人に出会うって素敵だね〜なんて思いながら家に帰る道を歩いていった
ベルモット、絶対ジンの邪魔するマン
うっかりAちゃんの可愛さに射止められた残念な美人。何があってもAちゃんをKittyと呼ぶし助ける
ジン、もはや別ジン
助けられた時にうっかり心奪われた。初恋こじらせた粘着質で残念なイケメン。言葉遊びが通じてないのが分からない
A、よく分からんけど楽しんだもん勝ちでしょ
詩ジンの言葉にファインプレーで返す時もある。意味は分かっていない為、ベルモットに爆笑される。
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作者名:小鳥遊奏斗 | 作成日時:2019年7月13日 11時