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27話 ページ28

沖矢side



授業の担当の先生だろうか、大人に電話で「職員室に行ってください」と言われて大人しく職員室だろう所に向かう


何かあった時用にスナイパーライフルをギターケースに入れて持ってきているが大丈夫だろう


Aの気配がして職員室を飛び出すとすぐに見つけた


見つけたと思った瞬間、安堵と怒りが同時に湧いてきてAを抱きしめたのだが、教頭とやらに通報すると言われて大人しく職員室に逆戻りする



フカフカの安定感のないソファに座らされ、二人揃って説教をされた



未成年に手を出して家出を許しているとかどうのこうの



A『教頭センセ、今の保護者はこの人だから』

教頭「保護者はコロコロと変わらん!」

沖矢「申請すれば良いのでしょうか」

教頭「そういう話ではない!大学院生だったね、大学はどこかね!?」

沖矢「東都大ですけど」

教頭「え、」

沖矢「まあ大学は置いといて、書類を提出すれば解決でしょうかと聞いています」


教頭「え、何この人図々しい…申請する書類が用意できるのだったらの話だがね」


沖矢「ほぉ?Aさん、年はいくつでしたっけ」

A『17だよ?』

沖矢「あと1年で結婚できますね」

A『それがどうしたの?』

沖矢「婚約してしまいましょう。そうすれば保護者として動いても問題ない」

A『いやです』


教頭「えー!ここでプロポーズするの!?ちょっと待ちたまえ!校長!校長!!異性不純交遊です!!」

A『せんせ!聞いてよ!!私は嫌って言いましたー!!』


沖矢「君が学生の間は我慢しよう」

A『そもそも付き合ってないじゃん…』

沖矢「では今から恋人になって下さい。私にはあなたが必要なんです」


教頭「警察!警察ー!!!」


沖矢「教頭先生。少し席を外してくれませんか?」

教頭「いや絶対に手を出すだろ!」

沖矢「ここに結束バンドがありますね。教頭先生、後ろ手に両手の親指のくびれの所で縛ってください。」

A『手錠足りないとき用に持ってるの?』


沖矢「手錠?はて、何のことでしょう。最近DIYにハマっていてたまたま持っていただけですよ」

教頭「君がそれでいいのならそうしよう」


ハゲオヤジに親指を縛らせて出て行かせる


A『何の用があるの?』

沖矢「とりあえず、キスをした事を謝ろうかと思ってな。すまなかった

それと昨晩、変な夢を見た。スコッチが君によって救われる夢だ」


A『ねぇ!それホント!?』

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作者名:小鳥遊奏斗 | 作成日時:2019年7月13日 11時

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