【名探偵】ヒヨコに恋をする【コナン】 (ページ3)

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第2話ページ3

沖矢side

組織をこっそり追っていると、路地裏で爆睡している子供を見つけた

組織のヤツらもどこかに消えてしまったようだし諦めてこの子供を送ることにする

沖矢｢お嬢さん、お嬢さん！こんな所で寝てちゃいけませんよ！｣

？『ふわぁ～、あれ、ここどこー？』

沖矢｢は？家まで送りますから、ほら立って下さい｣

？｢はぁ～い｣

制服を着ているがあまりにも小さすぎる

中学生か？と思っていると意識も足取りもフワフワしたまま歩き出す少女

要領を得ない会話をして家まで送れば豪邸の跡取り娘だった

しかも、親に彼氏と思い込まれるわヒョロヒョロと言われるわで全くいい気がしない

俺はこんなガキと付き合う程暇じゃないんだ

礼をしたいからと言ってほぼ無理やり家に上げられて夕食まで頂いた

A『お風呂入ってくる～』

パパ｢沖矢くんも一緒に入りな～！｣

思わずドキッとしているとAが隕石級の発言をする

A『ダメだよ、この人のお化粧落ちちゃう』

沖矢｢お義父さま｣

パパ｢娘はやらん！！！｣←

沖矢｢いや、話を聞いてください！少しAさんと二人きりにしてください｣

ママ｢あらあら～目ためによらずってやつね～？

ほら、パパ行きましょ｣

2人を洋室から追い出してAの方を見ると驚いた

沖矢｢ちょっと！服は着ててください！

レディがそんなに簡単に脱衣を見せるんじゃありません！｣

A『で、私と二人きりにして何の話があるのー？』

沖矢｢私が化粧をしていると言った発言です｣

A『いい匂いしたからお化粧してるのかなって思って』

沖矢｢誰に聞いた？｣

思わず組織と関連付けて聞いてしまった

A『え、誰…お前←

あ、分かった！潜入捜査してる外国の凄い人だな！？』

口調をガラリと変えて応戦してくる

沖矢｢何故そう思うんだ？｣

A『え！？当たってるの？やば～い！

勘だよ！』

彼女がこんなに強気で出れるのは何か裏があるに違いない

ハニートラップでも仕掛けて聞き出す他ないと思い、少女に近づこうとする

沖矢｢体が…｣

A『忍法、影踏み～』

少女に自分の影を踏まれているのは分かるが何故、体が動かない

沖矢｢ほー？これが奥の手か｣

A『あれ、沖矢さん私の事知らない人なの？
誘拐する人じゃないの？』

沖矢｢知るも何もさっき会ったばかりだろう？｣

A『あちゃ…やっちゃった…』

ﾊﾟﾝｯ

A『ごめん！黙ってて～』