高専編28 守る ページ10
ー優side
真希｢あれ、何やってんだよ。こんな時間に。｣
優｢報告書書いてるの。部屋でやったらそのまま寝ちゃいそうだったから。｣
ﾂｷﾞﾊｷﾞの捜索後、高専に戻り共有スペースでﾂｷﾞﾊｷﾞの任務と並行にこなしていた任務の報告書を書いていた。
優｢真希はどうしたの？｣
真希｢共有スペースの電気ついてたから行ってみたらお前がいたんだよ。それにお前、家入さんみたいになってるぞ。｣
多分、隈がある事だと思う。
優｢おかしいな、今日ちゃんと寝たんだけど。｣
真希｢私も報告書手伝うから終わったらさっさと寝ろ。｣
優｢ありがとう。｣
そして真希が手伝ってくれた。
けど、私は今日のﾂｷﾞﾊｷﾞの事で手が止まる。
真希｢優、手止まってんぞ。｣
優｢ごめん。｣
真希｢謝ってんなよ。何があったかは知らんが、お前が窶れてるとこっちまで気分下がる。｣
ごめんて…。
真希｢お前、何で呪術師になったんだよ。恵は分かるが、お前はよう分からん。｣
言い方酷いな〜。けどまぁ、真希には良いかな。
優｢約束だよ。お母さんとの。｣
真希｢約束？｣
優｢そ。これ恵にも話してないんだけどね、私さ、幼児期健忘が無いんだよね。｣
真希｢幼児期…健忘…？｣
優｢そ。真希はさ、自分の過去、何歳まで覚えてる？｣
真希｢そうだな…3、4歳くらいか？｣
優｢それが普通。けど私は胎児の頃からの記憶がある。｣
真希｢！｣
優｢両親の顔も、お母さんがいつも歌ってくた子守唄も、掛けてくれた言葉も、お父さんの温もりも全て覚えてる。でね、お母さんが恵を妊娠してる時にずっと言ってたんだよ。"この子を守ってあげてね"って。
私は恵を守りたい。強くなればなる程、安全な明るい未来が保証される。私はいつまでも許される限り恵と一緒にいたい。だから高専に来て呪術師になった。｣
真希｢…お前、ブラコン進んでんな。｣
優｢失礼だな。純愛だよ。｣←
真希｢じゃあ何でお前特級にならねぇんだよ。｣
優｢え？｣
真希｢特級になれば、もっと強くなれるし、恵も今以上に守れんだろ。
じゃっ、私先部屋戻るからさっさとお前も終わらせて戻れよ。｣
そう真希は書き終わった報告書をまとめて私に渡して部屋に戻っていった。
特級…か。
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k - プスメラウィッチさん、毎回毎回五条オチにしてくださいとかほんとに迷惑だと思うのですが、、？そんなに五条オチがいいのなら五条オチで調べてください。 (6月16日 17時) (
レス) @page4 id: 5d2f3eba17 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 鈴花さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチにお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月12日 7時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴花 | 作成日時：2021年2月24日 22時
