高専編27 幼魚と逆罰�� ページ9
ー優side
えっ、どういう状況？まさか、領域展開？もうこの
七海さんの元に戻ると、校庭一帯に広がっている黒い球体。それを器君が思いきり殴っていた。
優｢器君。｣
虎杖｢優先輩!!｣
優｢落ち着いて。状況説明。｣
虎杖｢ナナミンが閉じ込められちゃったんだ!!どうにかしないとナナミンが…!!｣
殺される。考えろ。何か策は………あ、
優｢結界術は内からの耐性を上げる程外からの力に弱くなる。｣
虎杖｢え…？｣
優｢｢領域｣は"閉じ込める"事に特化した結界。逆に、侵入する事は容易いんだよ。理由は侵入者にメリットが無いから。悟の｢無量空処｣やこの領域展開のように相手を領域に引き入れた時点で勝ちが確定するとなれば尚更。｣
それに、器君の裡には…
虎杖｢なら、俺が思いっきり殴ればいいんだな！｣
優｢一か八かだけど…やれる？｣
虎杖｢応！｣
器君は助走をつけて思いきりその球体を殴る。すると、簡単に中に入る事が出来た。その数秒後、領域展開が閉じる。中から七海と、肩から血を吹き出すﾂｷﾞﾊｷﾞの姿があった。
良かった。間に合った。とりあえずﾂｷﾞﾊｷﾞは領域展開の呪力消費で弱ってるはず。今なら祓える。
ﾂｷﾞﾊｷﾞの所まで移動し赫月を振るう。が、その直前ﾂｷﾞﾊｷﾞが風船のように膨らんだ。そして器君がﾂｷﾞﾊｷﾞに逕庭拳を食らわすとﾂｷﾞﾊｷﾞが爆発する。
何が起こった？呪力消費はしてるけど奴はもう少し強いはず。そんな簡単にやられる？
ﾂｷﾞﾊｷﾞ｢バイバぁ〜イ。｣
ﾂｷﾞﾊｷﾞは液状になって排水口から逃げようとする。
虎杖｢待て!!｣
ﾂｷﾞﾊｷﾞ｢楽しかったよ。｣
私と七海さんは急いでﾂｷﾞﾊｷﾞへ攻撃を仕掛けるも、既に姿はなかった。
七海｢猪野君、本丸が排水口から逃走しました。えぇ、私といた地点から東南に向けて虱潰しにお願いします。今なら君でも祓える。｣
そう七海が猪野に電話で指示を出す。
七海｢私達も追いましょう。｣
ドサッ…
後ろを向くと器君が倒れていた。呪力の使い過ぎだ。
七海｢優さんはそのまま奴を追って下さい。虎杖君は私が。｣
優｢分かりました。｣
七海さんの指示に従いツギハギを追う。途中猪野さんと合流し二手に分かれて虱潰しに探したが、見つかる事はなかった。
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k - プスメラウィッチさん、毎回毎回五条オチにしてくださいとかほんとに迷惑だと思うのですが、、？そんなに五条オチがいいのなら五条オチで調べてください。 (6月16日 17時) (
レス) @page4 id: 5d2f3eba17 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 鈴花さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチにお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月12日 7時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴花 | 作成日時：2021年2月24日 22時
