伏黒恵の姉。

高専編１ 入学 ページ30

ー恵side


優が中学を卒業して1ヶ月後に呪術高専に通う為に東京へと行った。


ー･･･それから1年
俺も中学を卒業し、今日から呪術高専へ通う。
高専に着くと校門前で五条先生が出迎えてくれていた。


五条｢おっ、来たね。待ってたよ〜！｣


因みに1年は今のところ俺1人だけで、もう1人は後から遅れて入学してくる予定らしい。それから学長と面談して、五条先生に校内を案内してもらって、寮で荷物の整理をしていると、いつの間にか夕方になっていた。


五条｢恵〜。｣

恵｢何ですか。ノックぐらいしてください。｣

五条｢部屋片付いた？｣

恵｢まぁ大体は。｣

五条｢じゃあ今から2年生に会いに行くよ！｣


2年生って事は優の学年だ。優に会える。そう思うと楽しみにしてる自分がいた。そして五条先生について行き2年生の教室に行った。


五条｢お疲れサマンサー！｣


中に入ると4人…否、3人と1匹がいた。見る限り、そこに優の姿はなかった。


｢おっせーよ悟。お前が5時に来いっつったんだろ。言った側が遅刻して来んな。｣


この人、夜蛾学長にも言われてなかったか。


五条｢5分くらいでカッカしないの。紹介するよ。
禪院真希。呪具の扱いは学年一。｣

真希｢私を苗字で呼ぶなよ。｣

五条｢狗巻棘。呪言師。語彙がおにぎりの具しかないから慣れてね。｣

棘｢ツナマヨ。｣

五条｢乙骨憂太。特級呪術師。｣

乙骨｢よろしくね。｣

五条｢パンダ。｣

パンダ｢パンダだ。よろしく頼む。｣


この人、パンダをパンダで終わらせたぞ。雑か。


五条｢で、この子が新入生の伏黒恵。式神使い。そんで優の弟ね。｣

恵｢よろしくお願いします。それで優って…｣

パンダ｢ありゃ？知らない感じ？｣

恵｢？｣

真希｢優なら今海外だ。｣


カイガイ…？


恵｢は？｣

パンダ｢2月から海外に行ったんだ。｣


それを聞いて俺は何も説明しなかった五条先生を睨み蹴る。が、勿論当たらない。


恵｢それっていつ帰ってくるんですか？｣

乙骨｢確か姉妹校交流会までには帰れるって言ってたから…9月ぐらい？｣


マジでふざけんなよ。


五条｢ごめんごめん！それでさ、歓迎会としてどっか食べに行こうと思うんだけどどこがいい？｣

乙骨｢歓迎会なんだし、伏黒君の行きたい所でいいよ。どこがいい？｣

恵｢俺はどこでも。けど、五条先生の金なんで高いとこがいいです。｣

真希｢お、分かってんじゃねーか。｣


それから少し話し合って、高級焼肉になった。

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