恐怖症78 ページ10
あ、やばい…知らない男の人だ
『だ、大丈夫です』
一刻もはやくこの場から逃げるため
体育館に向かおうとしたその時
赤葦「もしかして…A？」
『えっ…』
突然呼ばれた自分の名前に思わず振り向く
赤葦「同じ幼稚園だった…」
『同じ幼稚園…』
記憶を辿る
もしかして…
『京治くん…？』
赤葦「覚えててくれたんだ…」
すると彼は私に近づいてくる
なんだか蛍くんたちの時には怖くなかったのに
目の前彼が怖く思えた
『えっと…』
どうすればいいか分からない
赤葦「そういえば…お兄さん元気？」
『あっ…』
彼も何回か遊んだことがあるんだ…
でも小学校は別々になっちゃったから
あの日のことは知らないんだ…
すると彼は止まって
赤葦「A…？」
私の名を呼んだ
伝えるべきなんだろうか
赤葦「何かあったの…？」
『死んじゃった…！』
気づいたらそんだことを言っていた
『だから私は幸せになったらダメなんだよ！』
これ以上幸せになれない
『お母さん達も本当は私のこと恨んでるんだよ！』
お兄ちゃんが死なずに私が死ねばよかったんだ
『皆んな私のせいだよ…』
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つきくろ(プロフ) - 食パンの耳さん» コメントありがとうございます、泣けたのか分かりませんが…スマホの無事をお祈りします笑 (2016年5月31日 4時) (
レス) id: e806a528d9 (このIDを非表示/違反報告)
食パンの耳(プロフ) - ヤバイです！すごくいいお話ですね！！泣きすぎて涙でスマホバグりましたwwこれからも頑張ってください！応援してます！！ (2016年5月29日 18時) (レス) id: 191678cfc1 (このIDを非表示/違反報告)
つきくろ(プロフ) - むーぴょんさん» こちらこそアザァァァィァァシィィィタァァァァア！ (2016年2月14日 12時) (レス) id: 231c688a5b (このIDを非表示/違反報告)
むーぴょん - 感動する話をありがとうございましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！ (2016年2月14日 11時) (レス) id: dec06baf64 (このIDを非表示/違反報告)
雨猫（類）(プロフ) - つきくろさん» ありがとうございます！ (2016年2月13日 13時) (レス) id: 7f0e71d19e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つきくろ | 作成日時：2015年12月8日 22時
