からかいがいのあるオーナー様 ページ10
私の突然な言動に
女性っぽく見えてしまったのか
茹でダコのように赤くなったアズールさん
『ふふ！そんな顔してるともっとからかっちゃいますよ？』
アズール「あなた分かっていてわざとっ…！
それ以上すると悩みを聞いてあげませんよ！」
まだ赤い顔で私に脅しをかける彼に
両手を上げてすみません冗談ですよと笑う
お悩み相談はして欲しいので
気を取り直して、彼に悩みを打ち明けた
『私の悩み事は、大体予想ついてると思いますが
今後の生活費が不安ですね』
アズール「まあ、そうでしょうね」
彼も気を取り直して眼鏡をかけ直す
帰り方を探すと言っても数年はかかるだろうし、
学園長先生に頼りっぱなしなのも忍びないし、
ついでに異世界での観光も楽しみたい。
アズール「観光が一番の理由では？」
『あ、バレました？』
アズール「貴方…相当変わってますね。
異世界へ来たというのに楽しそうなことが不思議ですよ」
変な人を見るかのようにジト目をするアズールさん
�爐海鵑幣�況だからこそ楽しまないとやってられませんよ��
と言いそうになったが、表情筋が崩れるような気がしたので
曖昧に笑って返した
アズール「それで悩みですが…お金や食にお困りなら、
私が営んでいるモストロ・ラウンジでバイトしてはどうです？」
『モストロ・ラウンジ？』
アズールさんが言うには、学園長先生から特別に許可を頂き
寮内でお洒落なカフェを営んでいるという
時給九百円でまかないも出るらしいので
二つ返事しか有り得ない提案だった
でもタダではないだろうからすぐには返事をしない
『分かりました。放課後あたりに伺いますね』
アズール「それは…働くという事でよろしいですね？」
『もう少しで授業が始まりそうですし、
そこは同意書とか契約書を見てからにしますね』
アズール「…分かりました、では放課後。」
やはりカモろうとしたのか
彼は少し残念そうに立ち去った
タダより怖いものはないって
芸能界でよーく分かってるからな私
もしモストロ・ラウンジがダメなら
購買部とかに頼むしか…雇ってくれるのかあそこ？
まあその時はその時だな
そろそろ私も他の生徒に続いて
Ｄクラスの教室行くか
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飽き性(プロフ) - 哭狼さん» ┏○"ありがとうございます！ありがとうございます！！最新話への感想もまた丁寧に細かく…！(｀；ω；´)今後もお楽しみくださいませ！ (2020年6月30日 8時) (
レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - コメント失礼します、魔法石を守るモンスターに攻撃では、なく話し合いで解決しようとする優しい姿勢、とても素敵で尊敬しました。読みやすく展開も想定が出来なくて続き気になりワクワクします、改めて此の真鏡の瞳という作品が大好きです！すごく面白かったですm(__)m (2020年6月29日 21時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
飽き性(プロフ) - 哭狼さん» 哭狼さんとてもご丁寧にありがとうございます…！！さらに数々の光栄なお言葉、飽き性でも頑張れますありがとうございます…！！ (2020年6月28日 3時) (レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 飽き性さま初めまして真鏡の瞳、設定と物語が素敵で惹き込まれて一気に読んでしまいました大好きです！応援していますm(__)m (2020年6月27日 23時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飽き性 | 作成日時：2020年6月2日 21時
