ドワーフ鉱山 ページ41
そして放課後、早めの方がいいだろうと
早速ドワーフ鉱山へやってきた
まあ、ひとりではなくジェイドとゴースト達とだ
ふたりはモストロ・ラウンジの仕事があるので
彼一人だけだがかなり頼もしい
ゴースト達はドワーフ鉱山は懐かしいらしく
もしかしたら古くからの友人が居るかもしれない
というのでついてきた
ジェイド「ゴーストとは初めて見ましたが…
さほど怖くないですね」
『あぁ、やっぱりそうだよな』
テュエ《えぇ〜ショックだねえ…》
トータ《俺らがその気になればなあ！》
モルト《随分と手厳しいねえ、ヒッヒ》
ツノ太郎を前にした途端に逃げたくせに
怖さもないだろ…彼は除霊師じゃないんだぞ
っとまあ本題から離れそうな話題はやめるか
『ま、それより来てくれたってことは
手伝ってくれるんでしょう？頼んでも？』
トータ《そうだけどさあ！！》
テュエ《ほぉらトータ、カリカリしないで行こうねえ》
モルト《ヒヒ、じゃあ行ってくるねえ》
炭鉱の中へ消えていくゴーストさん達を
ジェイドと一緒に見送る
そして何も言わないままニコニコする彼
『…ジェイド、実は拗ねてるな？』
ジェイド「ええ、雑魚如きの代わりに
わざわざ確証もない事をするあなたに未だ驚いています」
すまないって…と謝ったが
まだまだニッコリ顔のジェイドに
どうしたものかと考える
『お詫びに何か料理でも振る舞おう
私の故郷に伝わる料理とかどうだ？』
ジェイド「キノコはありますか？」
『凄い食い気味だなジェイド。
きのこ…なめこの味噌汁とか？スープみたいなものだ』
ジェイド「絶対ですよ」
グイグイくるジェイドに分かりましたと丁寧に答えれば
ご機嫌取りはこれで成功したようで
では行きましょうかと手を差し伸べられた
その手を取ろうとした時、
洞窟の奥から何か呻き声と似たのが耳に届いた
『今、奥から何か聞こえた』
ジェイド「ゴーストさんの声ではなく…ですか？」
『あぁ、とても低い呻き声だ。
ゴーストさんならワントーン上だ』
ジェイド「なるほど…では行ってみましょう、どの方向ですか？」
スペースを崩すことなく先を歩くジェイドに
方向を指して声の元を辿る
歩いて行くうちに声がハッキリと聞こえてくる
この声色は…執念と執着を感じる、まるで地縛霊のようだ
曲がり角に差し掛かった所でジェイドの足が一歩後ろへ下がる
人差し指を口元へ持っていき、次に曲がり角の先を指した
私は彼のジェスチャー通りに従うと
その先には
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飽き性(プロフ) - 哭狼さん» ┏○"ありがとうございます！ありがとうございます！！最新話への感想もまた丁寧に細かく…！(｀；ω；´)今後もお楽しみくださいませ！ (2020年6月30日 8時) (
レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - コメント失礼します、魔法石を守るモンスターに攻撃では、なく話し合いで解決しようとする優しい姿勢、とても素敵で尊敬しました。読みやすく展開も想定が出来なくて続き気になりワクワクします、改めて此の真鏡の瞳という作品が大好きです！すごく面白かったですm(__)m (2020年6月29日 21時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
飽き性(プロフ) - 哭狼さん» 哭狼さんとてもご丁寧にありがとうございます…！！さらに数々の光栄なお言葉、飽き性でも頑張れますありがとうございます…！！ (2020年6月28日 3時) (レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 飽き性さま初めまして真鏡の瞳、設定と物語が素敵で惹き込まれて一気に読んでしまいました大好きです！応援していますm(__)m (2020年6月27日 23時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飽き性 | 作成日時：2020年6月2日 21時
