損害賠償 ページ39
呼びつけた学園長先生に
こうなるまでの経緯を説明する
まず私が たまたま ここへ座り、
鼻歌を口ずさんだ所で
白髪くんことカリム・アルアジームが
一緒に歌うと乗ってくれたこと
歌う途中でクラスメイトさんが
いきなり倒れて心配して駆け寄ると
びっくりしたのか魔法を打たれてしまい
黒髪くんこと、ジャミル・バイパーが助けてくれたが
放たれた魔法はシャンデリアに当たった
…という�犹�実�瓩鯏舛┐�
学園長「ふむ…」
フロイド「オレの目にもそー見えたよぉ。
ずーっとクマノミちゃん見てたもん」
ジェイド「ひとりで食べるというのも聞いていますよ」
アズール「故意的にとはとても…」
本当かとこちらを見つめてくる学園長先生に
三人がそのように見えたと
『まあ、歌詞はそれなりに怖かったので…
想像しちゃったかもです』
カリム「でも本当に歌っていただけだぞ！」
私のユニーク魔法はまだ広範囲にだけ効く
という噂しか流れていないおかげで
彼もすっかり騙され証言に協力してくれた
しかし幻覚を見た彼らは必死に訴える
「う、嘘だ！そいつはユニーク魔法で俺らを！」
学園長「では証拠などありますか？」
もちろん奴らに証拠はなく
学園長先生の言葉に返答できず
口を動かすだけで何も言えないようだ
その様子に学園長先生は長い溜め息を吐き
壊した物について説明した
学園長「…君たちが壊したのは、ただのシャンデリアではありません。
これは学園設立当時から受け継がれたもので、
魔法を動力源とし、永遠に尽きない蝋燭に炎が灯る魔法のシャンデリアです」
うわマジか(破壊したものが)故意じゃないとはいえ、流石に申し訳ないな
いつもより少し低い声をした先生に奴らは青ざめた顔でどうしようと震えていた
だがさらに追い討ちをかけるように、残酷な事実を学園長が述べた
学園長「それに魔法道具の心臓とも呼ぶ
魔法石が割れてしまっています。
魔法石は二つとしてありません、もう二度と光を灯すことはないでしょう」
やっばい罪悪感メーターが振り切った
本当はこのまま深刻そうな顔で黙っていれば
奴らを楽に処理できるが…
『学園長先生、シャンデリアをどうにか修理する方法はありませんか？』
世話になる方に罪悪感が溢れてしまっては
どうしても見て見ぬふりは出来なかった
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飽き性(プロフ) - 哭狼さん» ┏○"ありがとうございます！ありがとうございます！！最新話への感想もまた丁寧に細かく…！(｀；ω；´)今後もお楽しみくださいませ！ (2020年6月30日 8時) (
レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - コメント失礼します、魔法石を守るモンスターに攻撃では、なく話し合いで解決しようとする優しい姿勢、とても素敵で尊敬しました。読みやすく展開も想定が出来なくて続き気になりワクワクします、改めて此の真鏡の瞳という作品が大好きです！すごく面白かったですm(__)m (2020年6月29日 21時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
飽き性(プロフ) - 哭狼さん» 哭狼さんとてもご丁寧にありがとうございます…！！さらに数々の光栄なお言葉、飽き性でも頑張れますありがとうございます…！！ (2020年6月28日 3時) (レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 飽き性さま初めまして真鏡の瞳、設定と物語が素敵で惹き込まれて一気に読んでしまいました大好きです！応援していますm(__)m (2020年6月27日 23時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飽き性 | 作成日時：2020年6月2日 21時
