朝から眩しい ページ35
暗闇の中、身体が揺れるのを感じる
あぁ、これは起こされていると分かったので
パッチリと目を開け……うわ顔が良い
『…今日も顔が良いなフロイド』
フロイド「あはっ、朝から口説かれた〜♡」
ジェイド「僕も居ますよAさん」
『うわお前も顔が良すぎる…』
じゃなくて、最初はおはようだろ。という
ツッコミが不在なのやばいな
朝から目がやられるところだったが
なんとかベッドから体を起こす
『どうしたキミら、モーニングコールは頼んでないが…』
フロイド「一人って寂しいでしょ？
だからオレらが迎えに行ってあげよっかぁって」
『ちょー良い子…』
偉いね〜と寝ぼけた声で
彼らの頭を撫でると猫みたいに目を閉じた
は？かわいいかよ？(寝起きによる語彙力)
……じゃねぇしっかりしろ私(判断力◎)
『…撫でるのをやめて欲しくない人手ぇあげて』
綺麗な両手があがったので、静かにそっと降ろして
支度させてくれと懇願したら、ちゃんと言う事は聞いてくれた
しかもアシスト付き…私こんな執事知らない
いつもより質の良い支度をして玄関を開けると
ニコニコアズールの姿がそこにあった
アズール「おはようございますAさん。
どうでした？ウツボのモーニングサービスは」
『最高だったけど…いきなりなんで？？』
アズール「それは…学校に行けば分かりますよ」
フロイド「明日はアズールの番だから楽しみにしててねぇ」
はぐらかされた…まあすぐ登校するしいいかと
しつこくは聞かなかった
でも何だろう。二人からもエスコートされるってことは
なんか狙われでもしてるのか？
まあ慣れっこだし大丈夫だろ、これでも芸能界育ちだしな
では行きましょうかとアズールが
エスコートの差し出された手を取って
三人と一緒に登校する
フロイド「てかクマノミちゃんそのメイク何？めずらし〜」
ジェイド「それは僕も先程から思っていました。
わざわざ離して描くなんてお上手ですね」
また朝のように至近距離で目を覗き込まれる
毎度毎度キミらは…心臓に悪くて平常心装うのも大変なんだぞ
いやそんな事よりメイクのことか、確か名前は…
『隈取り…いや目張りだったかな。
故郷の伝統的なメイクだ、本当は筆の方がやりやすいんだが…』
ジェイド「ふで…ですか、後にサムさんのお店に伺ってみましょう」
『あ、あるかね…？』
あの人なんでも取り揃えていそうだけど…
筆の発祥が確か中国だから…ワンチャン？あるのか？？
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飽き性(プロフ) - 哭狼さん» ┏○"ありがとうございます！ありがとうございます！！最新話への感想もまた丁寧に細かく…！(｀；ω；´)今後もお楽しみくださいませ！ (2020年6月30日 8時) (
レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - コメント失礼します、魔法石を守るモンスターに攻撃では、なく話し合いで解決しようとする優しい姿勢、とても素敵で尊敬しました。読みやすく展開も想定が出来なくて続き気になりワクワクします、改めて此の真鏡の瞳という作品が大好きです！すごく面白かったですm(__)m (2020年6月29日 21時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
飽き性(プロフ) - 哭狼さん» 哭狼さんとてもご丁寧にありがとうございます…！！さらに数々の光栄なお言葉、飽き性でも頑張れますありがとうございます…！！ (2020年6月28日 3時) (レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 飽き性さま初めまして真鏡の瞳、設定と物語が素敵で惹き込まれて一気に読んでしまいました大好きです！応援していますm(__)m (2020年6月27日 23時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飽き性 | 作成日時：2020年6月2日 21時
