我儘で可愛い弟？ ページ13
その後もフロイドに構われっぱなしで
授業を受けるのに一苦労した
まあでもボッチで黙々とノートを取るよりマシかと思った
もちろん…というのも可笑しいが、
昼休みになった今でも構われ続けている
フロイド「クマノミちゃんもう一回アレやろ！
歌いながらクルクル回ったりするやつ！」
『おお、随分と気に入ったなフロイド』
フロイドの言ったアレとは
一限目の移動教室で、中々移動出来なかったので
私が歌う音楽に合わせてステップを踏み、
無理矢理フロイドと一緒に移動教室へ向かった事だ
彼は無理矢理やらされたというのに
目を輝かせて、クマノミちゃんすっげー！
と褒めてくれたのだ
フロイド「んふふ〜、オレぇクマノミちゃんの歌好きになっちゃったからね〜」
『ふふ、ありがとうフロイド。』
私が聞かずとも昼食は一緒に食べるらしく
こっちで食べよ〜と私の手を引くフロイド
はいはいと引かれながら
言っておくが食べながら歌うことは出来ないからな〜
なんて笑って言う
しばらく引っ張られていると着いたようで
フロイドの足が止まり、繋いだ手が開放された
フロイド「ねぇ聞いてジェイド〜アズール〜
クマノミちゃんってば凄いんだよぉ」
ジェイド「クマノミさんですか？」
フロイド「そーそー」
連れてこられた先には見覚えのある美人顔と
フロイドとそっくりなジェイドさん？という方が居た
アズール「あ、あなた…」
『あは、今朝ぶりですねアズールさん』
つい彼の赤い顔を思い出して
笑ってしまったが、軽く手を振って挨拶した
ジェイド「アズール、お知り合いで？」
アズール「…放課後にいらっしゃる方ですよ」
フロイド「あはっ！そうだったんだぁ！」
ジェイド「ではあなたがオンボロ寮の…
あぁ、どうぞお掛けになってください」
『あぁ、どうもありがとうございます』
嬉しそうにドカッと座ったフロイドのとなりを指して
ジェイドさんが座るように促してくれた
定食のプレートを置いて、腰掛けると
改まってジェイドさんが自己紹介をした
ジェイド「初めまして転入生さん、僕はジェイド・リーチです。
よろしくお願いいたしますねAさん」
『こちらこそよろしくお願いします、ジェイドさん』
こちらもフロイドと同じように
気軽に接しても構わないという事で
遠慮なく呼び捨てにさせてもらった
ただ昼食の話題が全て私の話なのは
流石に恥ずかしいぞフロイド
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飽き性(プロフ) - 哭狼さん» ┏○"ありがとうございます！ありがとうございます！！最新話への感想もまた丁寧に細かく…！(｀；ω；´)今後もお楽しみくださいませ！ (2020年6月30日 8時) (
レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - コメント失礼します、魔法石を守るモンスターに攻撃では、なく話し合いで解決しようとする優しい姿勢、とても素敵で尊敬しました。読みやすく展開も想定が出来なくて続き気になりワクワクします、改めて此の真鏡の瞳という作品が大好きです！すごく面白かったですm(__)m (2020年6月29日 21時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
飽き性(プロフ) - 哭狼さん» 哭狼さんとてもご丁寧にありがとうございます…！！さらに数々の光栄なお言葉、飽き性でも頑張れますありがとうございます…！！ (2020年6月28日 3時) (レス) id: efa533199f (このIDを非表示/違反報告)
哭狼 - 飽き性さま初めまして真鏡の瞳、設定と物語が素敵で惹き込まれて一気に読んでしまいました大好きです！応援していますm(__)m (2020年6月27日 23時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飽き性 | 作成日時：2020年6月2日 21時
