【MHA/d.!】無腕の女王様2 (ページ34)

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爆発的センスページ34

まず地面を蹴り上げて飛び出させるが
空中のまま左に避けた
ならそのまま地面の手で…

爆豪「捕まるかよ！」

マイク≪Aお手製のコンクリ手を回避！
　反射神経やべえなおい！≫

うむ、この硬さだと彼の反射神経にかなうほど
早く動かせなかったな

じゃあ空中に居るのなら風で押し出すか

地面の片手を巨大送風機を造る
まあ電気式は無理だから回すレバー付きにしたが
それはもう片手で事足りる

マイク≪でけえ！送風機からの強風が爆豪を襲うゥゥ！≫

爆豪「クソがクソがクソがァァァ！！」

彼ご自慢の爆発ブーストでも
段々と後ろに下がってきているな

…おや、後ろ向いた
そっちは場外だが

マイク≪爆豪諦めたかァ？≫

爆豪「なわけねぇだろがぁあああ！」

マイク≪風のない上に飛んだァァ！
　観客席に火花が降ってきているぞォ！≫

わあ熱そう(小並感)
送風機、上下可動にすればよかったな

まあ抜けられたが、それなりの高さだ
考える時間は稼げる

どう遊…戦おうかねぇ

いや、接近戦で色々と教授してやるか
んふふ…とことん遊ぼう、爆豪

じゃあ、地形変化…解除！

マイク≪なんだァ？Aの個性が解けたぜ？≫

相澤≪戦い方を変えるようだが…
　有利だったあの風をやめるのか≫

爆豪「舐めプかクソ女ァァァァァ！！！」

だってこのまま風で押し切ってもつまらない
なんて言ったら爆豪の血管が切れそうだ

『はは、まさか。接近戦を鍛えようかなと』

爆発音が重なる度に距離が縮まっていく

爆豪のヴィラン顔もでかくなっていく
…笑いをこらえるのも一苦労だ

すると彼の周りが煙で覆われていく
おおすごい、必殺技かな

爆豪「ハウザー…インパクト！！！」

マイク≪おああ！麗日戦で見せた特大火力に
　勢いと回転を加えた！まさに人間榴弾！！
　流石のAでも無傷じゃねぇだろお！≫

…まあ、遅かった…かな

爆豪「は…」

『普通に避けれたな』

マイク≪ふっつーに避けたァァ！？≫

そりゃ靴を改造してジェットブーツにしたけども
必殺技の発動に時間がかかりすぎたかなあ

『飯田ほどのスピードまでは出ないが、
　これならキミと空中接戦できるかなとね』

爆豪「舐めやがってぇぇええええ！！」

ただエネルギー消費を考えて三十秒くらいか…
まあ勝敗はつけれるだろ

ということを考えつつ、爆豪の手を受け流したり
避けたりを繰り返していく

爆豪「避けんじゃねぇ！！」

『攻撃がシンプル過ぎて、読みやすすぎる』

爆豪「あぁ！？」