入試試験 ページ8
大事な試験の説明に
ハイテンションで話す人が居ただろうか
いやまあ目の前にいる訳だが
人選間違えたろ。
あと受験生に先生に応えて
YEAHって言うわけ無いだろう
誰だ説明役にこの人選んだの。
あと頼むからふたりとも吹き出さないでくれ
この静かな空間に笑い声は悪目立ちするし
エリート校の真面目坊っちゃんに目をつけられるから勘弁してくれ
まあ今までの説明を要約すると
ポイント型仮想ヴィランが蔓延る市街地で
模擬戦演習をするわけだ。時間は十分間。
敵は四種類。一から三までのポイントと、
ノーメリットのゼロポイント…お邪魔虫。
そしてそれぞれのチームの振り分けを見た
…のだが、運が悪いのか
ショッピともチーノとも離れてしまった
cn「うげ、へい…A守れへんやん」
sp「クッソ…」
これはおそらく協力させない為の
意図的な振り分けだ
ありがとう、助かったよ振り分けた人よ
これで過保護から離れられる…
マイク「それでは皆ァ！良い、受難を！！」
てなわけで、私は演習場Ａへ
ショッピはＤ、チーノはＥの扉へ入った
扉へ入っていくと見慣れた爆発髪が見えた
うげぇ…アイツいるのか、隠れとk
「アッ！クソ女ァ！！」
『チッ！！』
「テメェ！舌打ちするとか殺すぞォ！！」
あーあー、相手にすんの疲れるわー。
ってなわけだからガンスルーで
もう後ろでギャンギャン煩いわあ…
「ッ……まあ、いい…デクを潰せない代わりに
テメェを潰してやらァ」
『へーへーそっすか』
「〜〜ッテンメェ！！」
唾も飛びそうなくらいの喧嘩腰の悪口
まあこのくらいで集中は切れんし
安定のスルーだな
でもこれ程までに突っかかってくると
ホンマにヒーロー志望か聞きたいぐらいだわ
するといきなりスタートの合図が来たので
一番乗りに前へ出た
「なっ！待てゴラァ！！」
『誰が待つか！』
早速目の前に二ポイントが出てくる
一般人なら奇襲だと驚いて隙を現すが
私たちには関係ないね
敵の身体を飛んで登り、
頭を足場に踏み台にして前へ進んだ
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冬季(プロフ) - 初手日記の夢主の変わりようで笑いましたありがとうございます（？） (2022年8月8日 12時) (
レス) @page1 id: e5ef09fd95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飽き性 | 作成日時：2020年1月31日 18時
