【MHA/d.!】無腕の女王様 (ページ35)

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敵の狙いページ35

なんとなく敵の狙いが分かったぞ
確かに戦争でもセキュリティが薄い方を狙うものな

kn「敵はUSJを狙っとるわけやな」

学校には完璧なセキュリティがある
ならばそこから離れた学校より
劣るセキュリティの施設を狙った方がいい

何よりここは超人社会
セキュリティを無力化する能力があっても
不思議ではない

em「私が予知できたらいいのですが…
　名前も姿さえも知らないので…」

ut「まあ、そりゃしゃあないわエーミール」

『だが敵もUSJを破壊することが目的ではないだろう
　雄英を目の敵にしてるわけではなさそうだし…』

rb「せやんなあ…」

敵はその日でないといけないみたいだな…
ターゲットが居るのか？

狙われる誰か…生徒の線は薄いな

rb「あ、あとオールマイトが来ることになっとるみたいや」

os「なっとる？元の予定が変更されたんか？」

rb「そうやな、理由は書かれてないから分からんけど
　前より警戒態勢らしい」

ht「まあ、ただのマスゴミに
　雄英のセキュリティが破れるわけがないもんね」

その通りだ。今の騒動に内通者の線は薄い
情報が欲しければアレがなくとも流せばいいからな
まあ、外を装った作戦かもしれないが

『今の所、敵の正体明かしをするには情報が足りない
　敵は…誰を狙っている？』

gr「ふむ、敵がヴィランという奴なら
　オールマイトが無難だな」

tn「存在が犯罪の抑止力やもんな、
　先生のどれかは確実そうやわ」

もしそうであればオールマイトを来させない方がいいのでは
オスマンの能力で掌握して…

いや、やめよう…この考えは危ない。

zm「グルッペンの偵察ドローンもつけた方がええんちゃう？」

gr「透明化と無線機をつけやんとな」

『電波妨害があるかもしれん、その時は壊して
　緊急事態を知らせる』

gr「壊されないことを祈っている、我が陛下」

『何事もないといいがな。
　もしそうなってもまず先生を頼るんだぞ』

os「分かっとるって、手の内を見せやん様にな？」

gr「すぐにでも駆けつけたいが仕方ない…」

良く言えば生徒は先生を頼るもの、
悪く言えば利用できるものなら利用するべきものだ

見られた日程は数か月分、変更しない限り
しばらくは奇襲が何回かあるだろう

…流石にそこまで雄英が阿呆ではないと信じたい