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「…ありがとうございます。それと今回の出動の件ですが、皆さんにひとつだけ言いたいことがあります。蔵前看護師の繰り返しになりますが、今回確かに喜多見チーフの行動は危険すぎた。私自身の行動も軽率だったでしょう。しかし、その結果消えそうだった命を救うことができた。その事実だけが重要ではないでしょうか？医療や救助に携わる方々です、わかっていただけるはずです。目の前で命が救えるか、救えないか、今大事なのはそこだけです。」
私が淡々と喋るため、周りも必然的に静かになる。
一思いに、言いたいことを全て発言させてもらった。
「…私から言いたいことは以上です。」
私の発言に、レスキュー隊•警察•日本医師会の面々は黙り込んだ。
彼らだって、人を救いたいと言う思いは同じはずなのだから。
久「ぐ…っ…！」
白金「まぁいいわ。…医系技官として、中立な立場で実地調査されている、音羽さんのご意見はいかがでしょうか？」
音「MERを内部から見た感想として、喜多見チーフの行為は、医師にあるまじき行為だと考えております。」
白金「なるほど。MERの組織はもちろんですが、喜多見先生と言う医師に問題があるようですね。赤塚知事に伺いますがなぜ、そのような無謀な人物をチーフに抜擢されたんですか？お答えによっては任命責任を追及せざるを得ません。」
白金大臣の鋭い視線が赤塚都知事へ降り注ぐ。
赤塚知事は覚悟を決めたように話しはじめた。
赤塚「……1992年。アメリカペンシルベニア州のショッピングモールで銃の乱射事件がありました。犠牲となった26名の尊い命の中に喜多見先生のご両親がいました。」
「……！？そんな…。」
赤「目が覚めた時にはご両親が覆いかぶさっており、まだお母さんの息はあったそうです。でも、お母さんは搬送されなかった。そのまま息を引き取ったそうです。その後、彼はアメリカで医師免許を取得しました。当時彼は、記者だった私の取材に対してこう言ったんです。」
――自分は、患者が搬送されてくるのを待つのではなく、助けを求めている人の所に自ら向かう医師になる――
赤塚「彼は、TOKYO MERの理念そのものなんです。ドクター喜多見幸太以外にTOKYO MERを任せられる逸材を、私は知りません。」
その言葉を聞いて、MERメンバーも周りの人々も喜多見チーフの思いを改めて知ることとなった。
――彼が無茶をする理由はわかった。でも、それで無茶をして自分を犠牲にしていいわけではない。
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燐火(プロフ) - まいかさん» コメントで相手に伝えるべきなのか、すごく迷っています。楽しみにしていると言ってもらえて嬉しいです！頑張りますね！ (5月5日 13時) (
レス) id: 2e220d2019 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - また同じような事が起こるかもしれないので少し注意はした方がいいかもです、、。いえいえ！この作品凄い好きなので更新楽しみにしてます！ (5月5日 12時) (レス) id: b41f0359ae (このIDを非表示/違反報告)
燐火(プロフ) - まいかさん» 見てきましたが、ここは一緒にならないだろって所も同じでしたね…。投稿日からこちらが先と分かっては貰えそうですが、言うべきか迷いますね。自分では気づかなかったと思うので、ご報告感謝致します。 (5月5日 1時) (レス) id: 2e220d2019 (このIDを非表示/違反報告)
燐火(プロフ) - まいかさん» そうなんですね…。情報提供感謝いたします。もしそうだったとしたら悲しいですが、そうでないことを祈ります…。近々連載も再開できればと思っているので、今後ともよろしくお願いします(^^) (5月5日 1時) (レス) id: 2e220d2019 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - 違う作品が燐火さんが書いているものと似ていると思います。話の流れとか、夢主が話している言葉など丸パクリの部分が多々あるので、、。ちなみにMERの男主の喜多見先生の弟 という作品です。私は似ていると感じたのですが違ってたらすみません (5月4日 22時) (レス) id: b41f0359ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燐火 | 作成日時：2021年9月27日 20時
