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――――――
比奈「何やってるんですか！ここでオペなんて無理です！」
喜「でも、ここでやらなければ助かりません。」
比「さっき無線で言ってました。この運転手の居眠り運転が原因で事故は起きただろうって！救助が終わるまではバスの方の処置を優先した方が……！」
比奈先生の言いたいこともわかる。
被害者と加害者なら、被害者を優先しろ。
世間の意見もそうだろう。
でも、彼も誰かのかけがえのない家族の一人だ、そんな優劣を私たちで決めていいはずがない。
――喜多見チーフが何か言おうとする前に、自然と口から言葉が出ていた。
「……比奈先生！！彼は赤タグの患者です。ここで処置をしなければ死にます。」
比奈「………っ！！」
「迷っている暇があるなら手を動かして！あちらの黄色タグの方達の処置を。命に優劣はない。それが分からないなら、貴女はここにいるべきではない。」
喜「……ですね。比奈先生、向こうはお任せします。」
その言葉を聞いた比奈先生は、少し戸惑ったあと黄タグ患者のもとへかけて行った。
少し言いすぎた、そう思いながらも今は処置に集中する。
喜多見チーフが穿頭器で頭の血を抜こうとし始めた時だった。
――心停止を知らせるモニター音
「心停止！」
喜「……っ！……血胸もありそうです。アドレナリン用意できますか？」
「…了解…！」
アドレナリンまで必死に手を伸ばす。
頭の位置を維持しながらのため、なかなか思うように手が届かない。
「くそ…っ…！」
なんとかアドレナリンは掴めたが、片手ではなかなか開けることが出来ない。
かといって右手を離すわけにもいかない。
どうする…、どうする…！！！！
その時だった――
「医師の音羽です。」
アドレナリンを代わりにとり、目の前に現れたのはもう一人の医師、音羽尚だった。
喜「急性頭蓋内血腫の他に左の緊張性気胸があります。頭の血は抜きますので、胸の方はお願いできますか？」
音「…エコーください。」
「はい。こちらはバイタルチェック、アンビューします。」
音「確かに左の肺が潰れています。」
やるしかない。
3人でアイコンタクトし、一斉に処置に入る。
スムーズに進む処置、不思議と息はぴったりだった。
「心拍再開！！」
――無事に彼は助けることが出来た。
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燐火(プロフ) - まいかさん» コメントで相手に伝えるべきなのか、すごく迷っています。楽しみにしていると言ってもらえて嬉しいです！頑張りますね！ (5月5日 13時) (
レス) id: 2e220d2019 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - また同じような事が起こるかもしれないので少し注意はした方がいいかもです、、。いえいえ！この作品凄い好きなので更新楽しみにしてます！ (5月5日 12時) (レス) id: b41f0359ae (このIDを非表示/違反報告)
燐火(プロフ) - まいかさん» 見てきましたが、ここは一緒にならないだろって所も同じでしたね…。投稿日からこちらが先と分かっては貰えそうですが、言うべきか迷いますね。自分では気づかなかったと思うので、ご報告感謝致します。 (5月5日 1時) (レス) id: 2e220d2019 (このIDを非表示/違反報告)
燐火(プロフ) - まいかさん» そうなんですね…。情報提供感謝いたします。もしそうだったとしたら悲しいですが、そうでないことを祈ります…。近々連載も再開できればと思っているので、今後ともよろしくお願いします(^^) (5月5日 1時) (レス) id: 2e220d2019 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - 違う作品が燐火さんが書いているものと似ていると思います。話の流れとか、夢主が話している言葉など丸パクリの部分が多々あるので、、。ちなみにMERの男主の喜多見先生の弟 という作品です。私は似ていると感じたのですが違ってたらすみません (5月4日 22時) (レス) id: b41f0359ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燐火 | 作成日時：2021年9月27日 20時
