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振り返りそこに立っている人物を見る

そこに立っている人物はこれから会う約束をしていた優作先生だった

優作「やっぱり、透夜君だ。」

『ゆっ優作先生、何でここに?』

優作「さて、なんでだと思う?」

『何で、ですか…』

これから僕と優作先生は会う約束がある

しかしまだまだ時間には余裕があり

この時間帯に行っても待ってしまう

となると

『他にも予定が?』

流石というべきか有名作家は忙しいなと実感する

しかし優作先生からの答えは僕が全く予想していないものだった

優作「ふふっ少し難しく考えすぎかな?待ちきれなかったんだよ君に会うのが」

そう言ってお茶目にウインクをとばす優作先生

優作「ああ、そうだった会った時に伝えようと思っていたんだが」

『どうかしたんですか?』

優作「妻と息子が透夜君に会いたいと駄々をこねていてね、良ければ喫茶店ではなくて私の家に来てもらっても良いだろうか?」

何とあの優作先生の家にお呼ばれされてしまった

『勿論です!』

工藤邸に向かっている時に様々な話をした

その途中で僕の家と工藤邸が近所だと言う事も知った

たわいもない話をしているとあっという間に

工藤邸についてしまった

しかしながら工藤邸は大きい

僕の家の倍以上の大きさだ

まあ、僕の家はマンションなんだけど

その後、優作先生は奥さんと息子さんの紹介をしてくれた

優作「こっちが妻の有希子でそこにいるのが息子の新一だ、二人共透夜君の本が大好きなんだよ」

有希子「よろしくね!透夜君」

新一「お姉さん!次はいつ新しい本を出すの?」

おや、また間違えられた

『ふふっ、僕はお姉さんじゃなくてお兄さんだよ、新一君』

僕は女性と間違えられやすい

最初はショックを受けていたが今ではすっかり慣れてしまった

『落ち込まないでよくある事だから大丈夫だよ、ところで新一君、君は何歳だい?』

見たところ小学4年生くらいかな

新一「10歳!!」

『その年齢で僕の小説を読んでくれているとわ…ありがとね』

新一「えっあっ」///

『ああ、新しい作品だね、まだできてないけど良かったら読むかい?』

丁度パソコンは持ってきてるんだ

鞄の中にしまってるはず…あれ?ない

優作「ダメだろう、新一」

新一「でっでも!」

『大丈夫ですよ、優作先生』

優作「そうかい?」

『はい。しかしパソコンを家に忘れてしまったみたいで少し待っていただいても』

取りに行かなくては

新一「!俺お兄さんの家に行きたい!!」

おや…

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若宮真琴 - 更新頑張ってください!待ってます!!!! (2020年7月4日 8時) (レス) id: f98349de18 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話がとんでいます。 (2020年3月12日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - 素敵な作品ですね!更新頑張ってください!応援してます! (2020年1月25日 16時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
パヌチラ(達人) - 夢主さんの性格素敵過ぎません??罪深いですねぇー、、これからも更新楽しみに待っています。 (2019年12月23日 0時) (レス) id: 05d444d009 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話がとんでいます。 (2019年11月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神羅 | 作成日時:2019年5月2日 8時

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