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連れてこられたのは近くの公園だった
三人で公園のベンチに座る
「本当にごめん！陣平ちゃんにはいっておくから､ごめん」
そしたら髪の長い方が頭を下げてきた
『あの、頭をあげて下さい』
別に何もされてないのに謝られるのは居心地が悪い
『何もされた訳ではないので』
「いや、遅くに女の子が見ず知らずの男に連れてこられた時点で何もされてないって言えないよ」
あれ、また勘違いされる？
『あの、僕、男です。れっきとした男性です』
「えっ、えええええ⁉」
五月蠅い、これじゃ近所の家に迷惑だ
それよりもそんなに僕男に見えないかな、流石にこんな反応されたのは初めてだから傷付く
『僕ってそんなに男に見えませんかね？』
「何処からどーｍ「いっいや、暗いから間違っただけだから！」
コンビニは明るかったし、公園にも街灯があるので人の姿が見えないわけでもない
『そうですか、あの、僕戻っていいですかね。お菓子買ってないんで』
でも今はお菓子を買いに外に出たんだ、買わないと意味がない
そう言ってベンチから立つ、そしたら腕を掴る
「食ってから行けよ、付いてってやるから」
『付いてってやるとは？』
「んなもんコンビニに決まってんだろ」
「ナイスアイディア！お礼したいしね！」
コンビニに付いてくるの？何で？それより何のお礼？
「まあ、取り敢えず食おうぜ」
そう言ってお菓子の袋を開封するサングラスさん
僕にもくれた、甘じょっぱくて不思議な食感で美味しい
それからすぐに食べ終わった
本当に美味しかった、これ買ってったら新一喜ぶかな
『これって、小学生も好きですかね』
どうなのだろう、人によって好き嫌いがあるし
「弟さん？好きだと思うけど、でも駄目だよこんな遅くに外出ちゃ､今更だけどさ」
「そうだ、今は不審者は多いんだ。まあ、連れ出した俺たちが言えることじゃねえがな」
『不審者？』
不審者情報が増えてきているのは知っているが何故その話を男と分かった僕に話しているのかと小首をかしげる
「ああ、遅い時間とかに外に出てる子供を連れてって乱暴するんだ、こえーぞ」
「あれ？そしたら、今の俺達この子から見たら不審者っぽくない？」
「あ？俺達は不審者じゃねーだろ」
「でもね、この子からしたら…」
どんどんと言い合いになっていく内にお菓子のせいかのどが渇いたと一人自販機に向かう
「君こんな時間に何してんの？お兄さんが家まで送ってあげようか？」
『どちら様ですか？』
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若宮真琴 - 更新頑張ってください！待ってます！！！！ (2020年7月4日 8時) (
レス) id: f98349de18 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話がとんでいます。 (2020年3月12日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - 素敵な作品ですね！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年1月25日 16時) (レス) id: 46509c50c0 (このIDを非表示/違反報告)
パヌチラ(達人) - 夢主さんの性格素敵過ぎません？？罪深いですねぇー、、これからも更新楽しみに待っています。 (2019年12月23日 0時) (レス) id: 05d444d009 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話がとんでいます。 (2019年11月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神羅 | 作成日時：2019年5月2日 8時
