イカレポンチの無免許医【Dr.stone】 (ページ5)

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０５. ページ5

あさぎりゲンside

メンタリストの俺でさえ、この「花惑A」の心が中々掴めない。

科学王国敵なのか味方なのか、それともトップシークレットか…。

俺にとっちゃどうでもいいけど、心が読めないのが気になる所だよね～…。

ゲン「…。」

『あさぎりゲンくん、ですよね！』

ゲン「あれ？俺のこと知ってんの？嬉しいな～」

『はい！えへへぇ実物はパソコン越しで見る何倍もかっこいいですねぇ』

…ジーマーでわかんない。この子の考えていることが。

全く掴めない訳ではなくなってきたけど…本質がわからない。

それからというもの…

『ゲンくんゲンくん！』

『ゲンくーん！』

『ゲ、ン、く、ん！』

何故か俺に懐いた。

ゲン「…あのさ、話聞いてないの？」

『はい！もちろん！』

ゲン「…俺、千空ちゃんが敵対してる奴らのスパイなの。わかる？」

『あら！そうなんですか大変ですねぇ』

ゲン「で、ぶっちゃけAちゃんはなんでここに来たの？」

『んー…ゲンくんにだけ教えてあげます』

すると俺にずいっと近づくと、小さな声で

『……ゲンくんに会う為ですよ』

と言った。

…今のは掴めた。

ゲン「ジーマーじゃないでしょ今の」

『あらバレました？』