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母「熱治ったね」






『よし、学校に行ける……!』







母「良かったわね、」







熱もすっかり治り、昨日の授業の内容を取り戻す為にいつもより早く家を出た、








『だれもいない……』





いつも通り登校してきたけど、周りには登校してる人なんて誰もいない。







新鮮だなぁって思ってたら、ちらっと人影がみえた。









『勝己くん……』








今にも消えそうな声で彼の名前を呟いた。









隣には当たり前のように彼女さんがいて、仲良く手を繋いで歩いていた。









勝己くんといえば、満面の笑みで幸せそうだった。









私は見たことがない笑顔。









『あんな顔、するんだ。』









私は歩くのをやめた。









これ以上見たくない。


情けないなぁ……私。









やっぱりいつも通り家を出れば良かったなぁ、と後悔していると後ろから名前を呼ばれた。




「千里。」









『あ、、轟くん。おはよう。』







轟「治ったんだな、よかった。」








『昨日はありがとう。』





轟「あぁ。それより今日早いな。」




『昨日の授業受けてないから誰かに聞こうと思って…』






あわよくば勝己くんに聞こうとしたのは誰にも言えない…。






轟「じゃあ俺が教えてやる。」






『いいの?!』






轟「早く学校に行くぞ。」







『あっ、走るの?』







轟くんは私の手を引いて颯爽と走り出した。








前にいた勝己くん達をすぐに追い越した。








長い坂道を登り雄英に到着。


『はぁ、坂道はきちぃ……』



轟「悪ぃ。じゃあ早速教えるか、」









轟「ここは感嘆文を使って…文法わかるか?」

『……なんだっけ?』


『あ、なるほど。絶対テスト出そう。』



轟「出ると思うぞ。」







轟くんのわかりやすい授業を受け、さすが推薦入学者は違うなぁと感心していたら、勢いよく教室のドアが開いた。









爆「おいっ!半分野郎!!てめぇふざけんじゃねぇぞ!!」









『勝己くん…。』





めっちゃ怒ってる勝己くんだった。

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設定タグ:ヒロアカ , 轟焦凍 , 爆豪勝己   
作品ジャンル:恋愛
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かっちゃん - 早く続きが気になります! (2019年1月16日 16時) (レス) id: 1e0698d648 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きどちゃくそ気になります (2019年1月11日 19時) (レス) id: 73a3d9ce80 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年1月6日 23時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
けい - くぅ〜!!夢主ちゃん幸せになれー!落ちはかっちゃん希望です!更新頑張って下さい!! (2018年12月27日 19時) (レス) id: 53eea32dce (このIDを非表示/違反報告)
粼 真緒(プロフ) - 凄く面白いです!落ちは轟くんが良いです(≧∀≦) (2018年12月27日 2時) (レス) id: ea9de3da8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛。 | 作成日時:2018年9月22日 16時

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