ずっと好きだった幼なじみに彼女ができた【轟焦凍】【爆豪勝己】

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一日の授業が終わり、帰る準備をする。





爆「あ、A。今日から一緒に帰れねぇから。ごめんな」









いつものキレ顔じゃなく、割と真顔で言われた。









なんか、心が破ける感じだなぁ…









なんならいつものキレ顔で言われたいものだ。









私の顔の表情が悲しげだったのか、頭をポンポンして、




爆「じゃあな。」








と、廊下を出ていった。









正直ああいう行為はやめて欲しい。









勝己くんはいつも私の余裕を奪ってばかりだなぁ。









廊下をちらっと見ると勝己くんの彼女だろうか。









髪を二つに結って目は大きくて鼻も小さくて、









可愛らしい女の子と話しながら歩き始めた。









いいなあ、私もいつか勝己くんの隣を歩きたい…なんて考えてたんだけど、









『私みたいな筋肉あって可愛げ無い女とか好きにならないよね…』









少し人が減った教室でぼそっと呟き、帰りの準備を終わらせた。









あ、そういえば、今まで勝己くんと帰ってたけど今日から1人で登下校か…と虚しくなった。









とぼとぼと教室を出ようとした時だった








轟「千里、ちょっといいか。」









そんな時に話しかけてきた轟くん。やめてくれ、今はイケメンなんて見たくないんだ。

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