検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:134,331 hit

21 ページ21

ひ「Aちゃん!おはよう」






ずっと微笑みながら挨拶をしてきた。








いつも勝己くんの隣にいる時はニコニコしてて可愛いのに、




今の、この笑顔はとても怖く感じた。









『さっきまで……トイレ、いなかったよね?』




ひ「ずっといたけど、」






さっきの怖い笑顔は消え、嘲笑った






ゾクゾク、と寒気がした。






ひ「私の個性、夢を見せれるの。さっきの誰もいないトイレは幻。」





『じゃあ、、ずっとそこに……』





ひ「いたって言ってんじゃん。」






ゆっくりと私の周りを歩き出したかと思えば








ひ「嫌われなくないんだって?勝己に」






『っ、、』








ひ「やっぱりAちゃん勝己のこと好きなんだ、」









『好き…だよ。』






今嘘をついたとしても意味は無い。








ちゃんとひなりちゃんの目を見てそう言った。









ひなりちゃんはいきなり俯いて、笑った。




笑ってこう言った。






ひ「入試の時からアンタのそのバカ真面目そうな顔が嫌いなのよ…!!」








『え……。』








入試の時…。








『貴方…ヒーロー科志望…?』









ひ「そうよ。あんたのせいで邪魔されて落ちたのよ!!!」








『私の、せい?』








ひなりちゃんは私を睨み、いつもの可愛さがある顔ではなくまさに邪気に満ち溢れていた。








ひ「私が倒そうとしていた仮想ヴィランを横取りした上に私に怪我させたの、覚えてないの?」






試験の時、私の個性が仮想ヴィランとの戦いで女の子危険だと教えてくれた。





目を瞑ると女の子が仮想ヴィランの下敷きになっている映像。





危ない、 そう思ってその女の子を突いて私が倒した。




その女の子は…ひなりちゃんだった。







『違う、あれは!』




ひ「そしてあんたは悠々とヒーロー科での生活を楽しんでいて、、私だってヒーローになりたいのに!」





『っ…………』





私は何も言い返せなかった。






確かにひなりちゃんの夢を邪魔したんだ。






『ごめんなさい。私…』





ひ「まぁ、でも勝己も私の手に乗ってくれるとはね」



『は?』





続けて嘲笑う表情で





ひ「私のことを好きだと勘違いさせたの。だってあんた勝己のこと好きでしょ?」





この子、相当やばい

22→←20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (347 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
894人がお気に入り
設定タグ:ヒロアカ , 轟焦凍 , 爆豪勝己   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かっちゃん - 早く続きが気になります! (2019年1月16日 16時) (レス) id: 1e0698d648 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きどちゃくそ気になります (2019年1月11日 19時) (レス) id: 73a3d9ce80 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年1月6日 23時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
けい - くぅ〜!!夢主ちゃん幸せになれー!落ちはかっちゃん希望です!更新頑張って下さい!! (2018年12月27日 19時) (レス) id: 53eea32dce (このIDを非表示/違反報告)
粼 真緒(プロフ) - 凄く面白いです!落ちは轟くんが良いです(≧∀≦) (2018年12月27日 2時) (レス) id: ea9de3da8d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凛。 | 作成日時:2018年9月22日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。