転生チート女、ゾルディック家長女で殺し屋のボスやってます (ページ6)

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止めてあげて欲しいページ6

一気にとんで一週間後
焼肉店に着いた
因みに一人ではなく、何故か双子とランがついてきた

ﾗﾝ「なぁ、本当にここで合ってんのか？間違ってんじゃねぇだろうな？」

『ここで合ってるよ。間違いない』

ﾕｰﾏ「何故、ここで合ってると分かる？違うかもしれないぞ」

『レミリーが教えてくれた』

ｿｰﾏ「レミリー？知り合いか？」

『知り合いというか、雷蛇だな。現にアタシの肩に乗ってるぞ』

ﾆｮｷ

ｿｰﾏ「……」

何故か、ユーマの後ろに隠れるソーマ
蛇が苦手なのか？
ちょっと可愛く思えて、気に入った
あまり、ソーマの前で出さない方が良さそうだ
悪戯(いたずら)は、たまにやらせてもらおう

店長「いらっしぇ～い！御注文は～？」

『ステーキ定食四つ』

店長「…焼き方は？」

『弱火でじっくり』

店長「……」

店員「お客様、奥の部屋へどうぞ～！」

女店員に案内されて、奥の部屋に向かう
部屋に入れば、中央にテーブルと椅子があった
良かった、ここ数日特に食べる事なかったからな
久しぶりに毒無しご飯が食える

『フラン、レミィ、コドク。出てきな』

アタシが指示すると、紫と白の毛を持つ狐と先程の黄色い蛇と赤い蜘蛛が出てくる
そして、またソーマがユーマの後ろに隠れた

『…思ったんだが、ユーマとソーマはどっちが上なんだ？』

ﾕｰﾏ「私が兄だ。ソーマは妹だな」

『なるほど、だから蛇とか蜘蛛が苦手なんだな？』

ｿｰﾏ「お願い……お願いだから…蛇と蜘蛛を近づけないで…」

ああ、うん……あまりこの姿で居させるのは駄目の様だな。擬人化させた方が良さそうだ

『お前ら、その姿じゃ飯も食えんだろ？人の姿になりな』

そう指示すれば、三匹とも人の姿になる
尻尾とか耳とかは、まだ出っ放しだがな
さて、こいつらの反応はどうな___

ｿｰﾏ「可愛い～！！」

まさかの一瞬にして克服してやがるよ、この子
可愛い物が好きなんだな
新しい事を知れたよ

___________

『着いたな………ところでソーマ、そろそろ、うちの子を返してはくれないだろうか？』

ｿｰﾏ「え～！良いじゃ～ん」

『良くねぇよ！警戒心解けてないのに、いきなりそんな事すんじゃないよ！ビビってんじゃねぇか！』

特にレミィがビクビクしてんじゃねぇか！
可哀想に見えてきたわ！

『皆、こっちに来な。お前らの力なら、振り払えるだろ？』

三匹ともアタシに引っ付いて、ソーマを睨み付ける
まぁ、産まれたばかりだから許すか……
さぁ早くやろう………