男に転生したけど、気にせず旅すっか！II (ページ40)

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殴り飛ばすか！② ページ40

ｶｷｨｨﾝ‼

『あらあら、随分と手荒いお出迎えですね。海賊達？ユーマ、ビビちゃんとコーザ君を避難させてくれるかい？』

ユーマ「あいよ～。ビビちゃん、コーザ君！先に王宮帰ってようか～」

ﾋﾞﾋﾞ「え？でも、お兄ちゃんが……」

ユーマ「大丈夫、大丈夫！」

軽い破裂音とそれを弾く音が鳴り響く
ユーマにビビちゃんとコーザ君を王宮に連れてく様に指示を出す
ユーマは戸惑ってるビビちゃんとコーザ君を連れて、すたからさっさと王宮へ行った

海賊「おいおい、兄ちゃん！何してくれてんだ！あの王女を人質にすりゃぁ、身代金がたっぷり取れるのによぉ～！」

『残念だが、未来の海賊王の一時的な仲間を今傷付ける訳にはいかないんでな。悪いんだけど、ここらでキッパリ諦めてくれるかい？』

海賊「無理だね！あの王女が居れば、金をありったけ請求出来るからな！サッサとそこを退きな！兄ちゃん！」

あらまぁ、荒々しい海賊さん達だこと
これはこれで、倒し甲斐がありそうだ
楽しめたら良いんだけどなぁ……

『でも、ここで時間食らってちゃ、ビビちゃん達が心配するよな。サッサとくたばらせるか』

海賊「あ？お前、何を言って______」

『蹴散らせ！“樹木の怒り(ゴンディラ・キット)”！』

どこからともなく樹木達が生えて海賊達を薙ぎ払った
いやぁ、便利だな！モリモリの実
ウミウミの実の水を与えれば、即座に樹木や花が生えるから助かる

『でも、あんまりすぐに生やすのは嫌だなぁ。後で、ビビちゃん達に花の種とか果樹の種でもあげようかね心配させた詫びだ。こいつらは～……街の奴らに通報させるか………さぁ、私は王宮に帰りましょうかね。心配させてますし～』

海賊達をその場に倒れさせたまま、王宮へと帰る
ちと心配させたかな？
まぁ、銀仮面のアイとして名は上がるでしょう！
そこに期待しておこう！
ミョスガルド聖なら、頃合いを見て懸賞金あげるだろうなぁ

『はぁ……あらよっと！』

ﾊﾟｧｧﾝ!!

和傘に見立てた銃の弾丸を、立ち上がって私に銃を向けた奴に放つ
中々の根性だな

《ﾌｪﾙ「“どうか、この世界で幸せに生きてほしい。この世界は原作通りに時間は進むが、君達が未来を変えてくれないか？”」》

『………幸せに…か』

これから先の事、どうしようかな？
自分の為に生きるのも良いかもしれない
でも、今はある程度の原作崩壊はしておきたい

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………お腹すいたなぁ←