夜中の話 ページ32
フランキー一家と話をした、その日の夜
場所 ブルーノの店
カランカラン
ブルーノ「いらっしゃい。もう三人とも、来てるよ」
『あぁ、ありがとうね、ブルーノさん。こんな夜更けに店を開けてもらって』
夜更け、皆が寝静まった頃にブルーノさんの店に入る
そこにはブルーノさんを始め、ルッチさん、カリファさん、カクさんが座ってた
五人で話をするなんて夢のまた夢とは思ってたけど、嬉しいなぁ
カリファ「で?私達をブルーノの店に呼ばせたのは、どういう事なの?ご丁寧に私のポッケに、手紙を入れて」
『“
一同「っ!」
カク「………さぁ?何の事かの?ワシらには、さっぱりじゃ」
『僕の部下に、海軍についての情報を得てくるように指示した。そしたら、君達がこのw7に潜入してる事が分かってね?』
ルッチ「………どこまで知ってる?」
おっ、ルッチさんが腹話術を外した
こりゃ相当警戒されてるだろうな
当たり前だろうけど
『君達海軍が、神の名を持つ
そう、ユーマにはこの話し合いの事を言っていない
元々私一人でやるつもりだったし、巻き込みたくなかった
後であーだこーだ言われるだろうが、巻き込まない為だ。仕方ない
一同「………」
『まぁ、君達が何をしようとどうでも良いわ。ただ、あまり過信しすぎないようにね?いつか、その身滅んじゃうから』
ルッチ「……それはこっちの台詞だ」
『フフフッ、そうかい。それじゃ、僕は帰らせてもらうよ。そろそろ帰らないと、ユーマ君がギャーギャーうるさいんでな』
椅子から降りて、手をヒラヒラとさせて店から出る
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カリファ「………ねぇ、あの子」
ルッチ「分かってる。皆まで言うな」
ブルーノ「あいつ、とんでもない奴だったな。情報屋なんじゃないのか?」
カク「そうかも知れん。じゃが、あいつがどれだけ海軍の情報を持ってるのか、分からんぞ?」
ルッチ「今はただ、様子見だな」
三人「あぁ/えぇ」
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作者名:ワニとトリ | 作成日時:2020年9月4日 20時