検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:17,424 hit

六式の一つ ページ18

side A

敵船長「フーッ!フーッ!お前、生意気なんだよ!」

バンッ!!

シュンッ‼

(サーベル)で切り掛かってきたと思ったら、今度は発泡してきた
(サーベル)で攻撃してきた時は、ありがちな展開だから避けられたよ
航海術と共に読心術も覚えててよかったよ
大半は前世から引き継いだ奴だけど!
フードも仮面も一応、この船乗った時から外してない
面倒だから見せないんだけどな
クザン達みたいにならないようにね

敵船長「このやろっ!こんにゃろ!」

『遅い遅い!そんなんじゃ、僕には勝てないよ!もっと速く動け!』

あれ?何助言してるんだろう?
まぁ良いか、楽しみたいし

バンッ!!

『剃!』

おっと、危なかった
剃を使うほどではないけど、使わなきゃ強くならない
時々、魚人空手も使って相手の体力を削る
どうしようかな、速く終わらせた方がこいつの身の為かな?

敵「おりゃぁ!」

『剃!危ない、危ない。捕まるところだった』

後ろから私を捕まえようと伸びてきた腕は、空を切って空回りした
危なかった、ギリギリだったな……
まぁ、このスリルが堪らなく好きだから楽しいんだけど!

敵「はぁ……はぁ……お供しますよ、船長!」

へぇ、尊敬はされてたんだな

『はぁ……はぁ……僕も流石に疲れてきたよ。終わらせようか』

敵船長「そうだな!最後のこの球で、お前をやってやる………覚悟しろ!」

『それじゃ、僕も本気出しますかね……』

声が消える……
音が消える………
聞こえるのは、誰かの息遣いと沢山の心音だけ……
息を整えて、大丈夫と心の中で呟く
刹那________

バンッ!!

時間がゆっくり流れる
避けた時、フードが外れて髪の毛が露わになった
短刀を瞬時に出して、剃で近付いて敵船長の首を掻っ切った

『バットエンド………さようなら』

敵「残念でした!」

『あっ……』

そうだ……こいつ、さっきこの敵船長と共闘してたんだった
銃だから、ギリギリ避けられるだろうか?
何とか、しなきゃ!




.









.









.

バンッ!!

仮面外れたし………→←大丈夫か?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
39人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ワニとトリ | 作成日時:2020年9月4日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。